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日本茶インストラクター Nishikien owner's weblog 


日本茶インストラクターの店主によるお茶や茶器などにまつわる事柄。

旧マッケンジー邸に展示されている輸出茶見本

旧マッケンジー邸に展示されている輸出茶見本。

この見本に書かれている「チュンミー」「ソウミー」「ガンパウダー」といった外国茶の名前のお茶が、全て日本の国内生産茶であると知った時が蘭字や日本茶の輸出に興味を持ったきっかけでした。因みにこの見本茶で、それらの名称の茶は全て蒸し製の緑茶です。

それまでは、用途など特に意識せず「日本茶が輸出されていた」とする情報だけで、私の思考の大半は留まっていました。でも、何か気持ちの悪いぼんやりとした感覚だけが僅かにあったのを思い出します。

静岡茶共同研究会の活動で、かつての輸出茶に関しての資料が見つかっていく中、明治期は着色茶の色付けの強弱で「パンファイアード(着色強)」「サンドライド(着色弱)」の呼称となっている事を知ったのはつい最近の事です。お茶にある程度、詳しい方ほど衝撃的な事でしょう。

輸出茶や蘭字についての研究や調べ事の中で、見聞きする事で得られる知識は勿論、興味深く重要ですが、それにも増して「思考を停めない事」の大事さを知った次第です。

静かな観光地として訪れる人も少ない旧マッケンジー邸ですが、行かれた際には是非、見本茶もご覧になられる事をオススメします。

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