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日本茶インストラクター Nishikien owner's weblog 


日本茶インストラクターの店主によるお茶や茶器などにまつわる事柄。

冷茶で楽しむ日本茶の世界~静岡伊勢丹にて~6/17まで。

個性的なお茶も出揃い、その中でも冷茶におススメな新品種「香駿(こうしゅん)」「山峡(やまかい)を携えて、静岡伊勢丹B1Fにて冷茶の催事中です。

場所:静岡伊勢丹B1F おいしいふるさと村
期間:2009年6月11日~17日まで
時間:午前10時~午後7時30分

DSC_8621.jpg

もうおなじみのワインボトルとクーラーを使用した呈茶です。ボトルに入っているのは「築地香駿」と「築地山峡」という贅沢。これは必飲といっても過言ではありません。茶という飲料が嗜好品であることを認識できる香味の衝撃となることでしょう。

冷茶スタイルのよいところは、いれ方が決して難しいものではないこと。飲食店などで活用なされば飲料メニューに広がりをつくることが出来ます。以前の記事の再録ですがご参考ください。

用意するもの>
・ハリオ水出し茶ポット・ピュア MDP-10TW 1,260円(税込) 実用容量1,000ml
※リーフを使用した水出し茶を作るのに便利です。

・良質な茶葉 今回の催事では「築地山峡」「築地香駿」を使用しましたが「玉川横沢」「築地東頭」「日本平手摘みやぶきた」などミル芽のお茶ならベストでしょう。特に印雑系でミル芽なども最高です。かっての水香清茶などはワインかと錯覚する方がいたほど。

・氷 冷蔵庫の臭いを覚えていなければ家庭用の氷でもかまいません。より、クリアな味をお求めなら販売されている氷を買ってもいいでしょう。

・水 水道水でかまいません。ただし、カルキ臭は浄水器などを利用してとってください。

<いれかた>
?ポットに茶葉をいれます。ワインボトル1本分(750cc位)を作る場合は15~20g。
?ポットに水を600ccの目盛りまで注ぎます。常温でかまいません。
?氷を入れます。目安は氷をいれて水量の目盛りが800ccになるまで。
?そのまま、氷が溶けきるまで静置します。(約1時間程度)
?氷が溶けたらゆっくりとポットを回します。渦をまくようさせながら、底の茶葉が緩やかに動くようにしてください。
?漏斗などを使用してワインボトルへお茶を移します。
?ワインボトルに栓をしてワインクーラーへいれて完成。
※氷で冷却しながらおけば10時間以上品質を保てます。

茶葉の選択さえすれば技術的な難しさはなくどなたでも出来ます。これからのシーズン冷たいお茶を楽しむのにお役立て頂ければ幸いです。




日本茶専門店 錦園石部商店
錦園店主 石部健太朗
日本茶インストラクター(02-0362)







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