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日本茶インストラクター Nishikien owner's weblog 


日本茶インストラクターの店主によるお茶や茶器などにまつわる事柄。

ほぼ同日の鹿児島茶 頴娃の「ゆたかみどり」と静岡茶 佐渡山の「杉山八重穂」

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奥が頴娃のゆたかみどり。手前が佐渡山の杉山八重穂。頴娃は4月上旬から中旬にかけて、深蒸しで色が出るタイプのお茶を生産する産地です。私は取り扱いませんが、静岡にも多く入ってきて消費地への新茶に利用されています。

ほぼ同日の摘採製造のお茶でしたので拝見してみました。
ハサミの深蒸し茶と自然仕立ての手摘み園の普通蒸し煎茶ですので価格面で考えても比較するものではありません。荒茶価格差で約4~5倍です。

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鹿児島 頴娃 深蒸し 品種:ゆたかみどり
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静岡 佐渡山 普通蒸し 品種:杉山八重穂

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奥:静岡 佐渡山 普通蒸し「杉山八重穂」
手前:鹿児島 頴娃 深蒸し「ゆたかみどり」

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鹿児島 頴娃 深蒸し 品種:ゆたかみどり

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静岡 佐渡山 普通蒸し 品種:杉山八重穂

静岡と鹿児島の早場所にてほぼ同日に作られるお茶は同じ日本であってもこんなに異なります。興味深いものです。

この2つのお茶、どちらが良い悪いではありません。それぞれの産地でお茶関わっている方は真摯にお茶に向き合っているであろうと思います。

佐渡山のお茶は静岡を含めた大量生産地の方からみると前時代的な恐竜のようなお茶に見えるかも知れません。私自身、拝見をしていて「ああ、こんなお茶がまだあるんだな。」と感じます。

 
均一な製品を低価格で大量に供給するのも商いです。手摘みの小ロットで希少性が高い安くはないお茶を丁寧に販売していくのも商い。やはり、私は困難でも後者の商いをしていきたい。
園地の様子が垣間見られるような「茶」。シンプルですが新しい茶販売のスタイルの第一歩とも思います。 寒の戻りで早いと思った2009年の新茶はちょっと足踏みしています。どこよりも早く、静岡の露地栽培手摘み新茶を扱えていることに感謝です。


日本茶専門店 錦園石部商店
錦園店主 石部健太朗
日本茶インストラクター(02-0362)

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