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日本茶インストラクター Nishikien owner's weblog 


日本茶インストラクターの店主によるお茶や茶器などにまつわる事柄。

在来(ざいらい)。本当の土地のお茶。玉川(たまかわ)

それぞれの土地で育まれた在来種にはその土地だからこそ生み出せる香味があります。在来からは品種の考え方が導入される前のお茶の姿を垣間見ることが出来ます。

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錦園 昔ながらの静岡茶 玉川(たまかわ) ¥840/80g

お茶にも品種がある事をご存知の方は以外に多くありません。茶産地静岡においてもそのことを強く感じることがあります。自家不和合性(自分の花粉では実をつけない)の植物である「茶」は品種として増やす場合、挿し木とするのが主流です。※出来た実は何か別の茶種か交配可能な近隣種とのハイブリッドなので、植えても母樹と同じにはならないのです。

均一に生え揃った新芽は品種導入のおかげです。茶の樹から実をとって植えた在来の園地では新芽の育ち方もバラバラで、芽の色も黄色があったり、赤や茶色があったり実ににぎやかです。現代の美しく綺麗にそろった製品は在来の園では望むべくもありませんが在来にはそのお茶にしかない個性があり、どこか懐かしさを感じさせます。

秋、在来を熱めのお湯で飲む。
ふっと、気が抜けるおだやかな時間が訪れます。

<錦園 昔ながらの静岡茶「玉川」 おいしいいれ方の目安>
茶葉 大さじ1杯(5~6g)
湯量 中ぶりの急須へ8分目(180~200cc」

お湯の温度 やや熱め~熱め(80度~90度)
待ち時間  早め~普通(45~60秒)

日本茶専門店 錦園 石部商店
錦園店主 石部健太朗
日本茶インストラクター(02-0362)

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