5月24日は築地東頭の2008年摘採最終日でした。6日の摘採製造、約160kgの荒茶が出来上がったことになります。一年の丹精が製品となる時にたち合わせて頂けたことに感謝します。

玉川横沢の缶貼がされた見本缶。中には築地東頭の荒茶。

横沢共同は5月上旬に一番茶の本格的な製造が始まり、今日(24日)が最終日。錦園のお茶としては「築地山峡」「築地香駿」「玉川横沢」「築地東頭(つきじとうべっとう)」が生産されました。特に「築地山峡」「築地香駿」「築地東頭」はほぼ完璧な単産地の単品のお茶です。現在の日本においてこのようなお茶を扱えることはご協力をくださる皆さまのおかげです。ありがとうございます。

精揉の工程(※お茶を針のような形に伸ばす工程。茶葉の中にある水分を均一に乾かしていくには針のような形にする必要があります。)を見る私。お茶がドラマチックに伸びてゆく姿は見ていて面白いものです。艶やかに濡れたような茎(剣)は園地で力強く育った良茶の証です。
横沢製茶共同組合は昭和58年(1983年)操業開始。(※築地東頭が製造されたは昭和63年(1988年)から。)以来、園地でやわらかく大きく育てた新芽から作られる艶やかで伸びやかな山間地生産茶の理想ともいえるお茶が作られ続けています。
世界を見たときこの精度のお茶が数百キロ以上のボリュームで作られ、この価格帯で手に入れることが出来るのは日本だけです。本来、先進国の高い労働コストでは作ることが出来ないとされる「茶」という工芸作物の生産を可能にした努力の賜物が今、私たちの目の前にあります。
日本茶専門店 錦園石部商店
錦園店主 石部健太朗
日本茶インストラクター(02-0362)
- 2008/05/25(日) 09:15:20|
- 築地東頭(つきじとうべっとう)
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