日本茶インストラクター Nishikien owner's weblog 


日本茶インストラクターの店主によるお茶や茶器などにまつわる事柄。

常滑焼。藻掛けの技法など。友仙陶苑にて。

引き続き常滑の話題。
常滑焼の代表的な技法に「藻掛け」の技法があります。
画像は数年前に友仙陶苑へお邪魔させていただいた時のものです。

IMG_0149.jpg

左が素焼きに海草を巻きつけた状態。このまま窯にいれ焼くと
右のような急須になります。大きさもかなり小さくなっているのが
わかります。
製法上、藻掛けはひとつとして同じ柄になることはありません。

海草が焼物の資材として使われているのは半島にある焼物の
郷を想像させますね。

こちらは練りこみの急須。友仙さん自身「床屋さんの看板みたいな。」
という楽しい表現をなさっていましたが、これも同じ模様になることは
無い限定性が高い技法です。
IMG_0148.jpg

ちなみにこれが練りこみに使用される土。
IMG_0143.jpg

友仙さんの作る茶器は実に軽く作られています。練りこみの
変化に富んだ土をさらにカットして作られたものは雰囲気、
軽さともに驚きのひと品です。

IMG_0145.jpg
氏の作業を見せていただきました。

IMG_0147.jpg

軽くなるとともに、練りこみをカットしたゆえに見られる年輪のような
模様が生まれます。

IMG_0027.jpg
これは私の持つ友仙さん作の急須。練りこみ、カットによって出来た模様
がお分かり頂けるかと思います。(軽さがインターネットでは伝わらないの
が残念です。)

以前に撮影した画像資料などを見直していると、原料が土とは思えない
ほどのきめ細かさ、手触り。そして、手づくり感が楽しめる焼物だと改め
て気がつかされるのでありました。


日本茶インストラクター(02-0362)
錦園店主 石部健太朗

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