日本茶インストラクター Nishikien owner's weblog 


日本茶インストラクターの店主によるお茶や茶器などにまつわる事柄。

燻しの技法~常滑にて

新米が出回る季節ですね。茶産地への道をクルマで走っていると稲の収穫風景を
目にすることが多くなりました。

さて、
茶器製作でお世話になってる常滑は知多半島にあります。クルマなどを利用して
訪れたことがある方はお気づきでしょうが途中の道々で、かなりの広さの水田を目
にします。かの地でもそろそろいっせいに刈り取りの作業に入っている頃でしょう。

脱穀によって出てくる籾殻は茶器を燻す時に使用する資材になります。
焼かれる土の種類によって異なりますが籾殻に埋めて一昼夜焼くと埋まっていた
部分の色が変わり、ひとつとして同じものがない景色が生まれます。
具体的には下記のとおり。

20070929214621.jpg

この急須は焼かれる際に

20070929214707.jpg

籾殻にこんなふうに埋められてから焼かれたのです。埋まっていた部分
の色が変化しているのが分かります。

IMG_0058.jpg

これは使用後の籾殻。ちなみに籾殻が入っている箱の材質によっても黒くなり方
に違いが出てきます。

稲穂からインスパイアされて今回燻しのことを書いてみました。ちなみにこの画像
は2003年に常滑へ行った際に撮影したもの。気がつけば中部国際空港セントレア
が開港する前ですね。

画像を見ていたら懐かしいショットがありました。
IMG_3118.jpg
これは常滑の職人諸氏に茶すくいを使用して大葉水香を呈茶。視覚的に
も楽しめる喫茶方法の提案をした時のもの。

久しぶりに秋らしい夜。お茶を飲みつつ、パソコンを触り開港前の常滑がなんとなく
懐かしい錦園店主でした。


日本茶インストラクター(02-0362)
錦園店主石部健太朗

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