2018年1月19日から29日の日程でサンフランシスコとニューヨークでの日本茶PR事業

2018年1月19日から29日の日程でサンフランシスコとニューヨークでの日本茶PR事業に加えさせていただきました。内容はフードショウにての終日に渡る煎茶と抹茶のワークショップや店舗での日本茶PR、茶業団体での長時間セミナーなどです。
時差ボケを抱えながらも寸暇を惜しんでの歴史調査も。サンフランシスコとニューヨークとなれば、日本茶の歴史調査をしない訳にはいかないからです。
明治からのアメリカと日本茶の関わりは一般の方が思う以上に深いのです。
クリフハウスに作られた日本喫茶、ジャパンフィーバー、日本茶庭園、蘭字や日本茶の文字が記されたショップカード、Tea & Coffee Trade Journalのバックナンバーにある日本茶の記事や広告、価格。全て、百年以上前に遡る日本とアメリカに関わる事柄です。

今回の渡米で、ウィリアム・H. ユーカース書いた感謝状に記された Nichibei Banzai!sayonara! の言葉に骨格を得た気持ちになりました。
世界緑茶協会、日本茶輸出促進協議会の皆さま、吉野亜湖さん、ブレケルオスカルさん、そして、静岡茶共同研究会を通じての学びがなければ今回、得られたような知に届く事は無かった事でしょう。感謝の気持ちでいっぱいです。私にこの様な機会を与えてくださり、本当にありがとうございます。
さて、モノ売りからのひと言。
サンフランシスコとニューヨーク、大陸の西と東での10日間。日本茶を伝え、売るにはどうするのか?
少なくとも水に恵まれた、このふたつの場所では日本と同じ様にするのがいい様に思えました。
本当にいい品を用意し、そして、伝えることです。
日本で出来ない事を海外でなどはそもそもとして間違いなのでしょう。
日本でいれるのと同じ一杯の茶を口にしたお客さま「WOw」と呟いて笑顔に。聞こえる言葉は違えど、何も変わることはありませんでした。
言葉の壁は厚いですが、越えられるものはあります。芸術、音楽、絵画、写真などなど、そして、その中にはきっと日本茶もと。

http://www.nihon-cha.or.jp/export/about.html
http://www.o-cha.net/
https://www.specialtyfood.com/
http://stitea.org/
http://resobox.com/
https://www.facebook.com/shizuokacha.study/
http://www.geocities.jp/nihonsadojuku/kyodo.html