日本茶インストラクター Nishikien owner's weblog 


日本茶インストラクターの店主によるお茶や茶器などにまつわる事柄。

錦園サロンセミナー動画配信開始

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【錦園サロンセミナー動画配信一覧】01~13


動画による日本茶についてのセミナーのご案内をさせて頂いておりましたが、昨日第一弾として13本の撮影と公開が出来ました。ご都合のよろしい時にでもご覧いただければ幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

最後に撮影、配信に際してご協力を頂戴しました皆さまありがとうございます。


錦園日本茶動画セミナー(01)
錦園石部健太朗(日本茶インストラクター)自己紹介
https://www.youtube.com/watch?v=JRTSaK0rQSA


錦園日本茶動画セミナー(02)
日本茶の形の理由
https://www.youtube.com/watch?v=ZVjd-sgfIbQ


錦園日本茶動画セミナー(03)
日本茶の品種について1
https://www.youtube.com/watch?v=7Az7rJIsBiA


錦園日本茶動画セミナー(04)
日本茶の品種について2
https://www.youtube.com/watch?v=nI0lfNZa_Eo


錦園日本茶動画セミナー(05)
常滑の急須1
https://www.youtube.com/watch?v=5DndQ6BQNpA


錦園日本茶動画セミナー(06)
常滑の急須2
https://www.youtube.com/watch?v=nTvZ8XSB4lk


錦園日本茶動画セミナー(07)
輸出作物「茶」から現在の日本茶へ。
https://www.youtube.com/watch?v=AbYRjiyMdhw


錦園日本茶動画セミナー(08)
常滑急須の約束事
https://www.youtube.com/watch?v=Ftw3Ju86B9s


錦園日本茶動画セミナー(09)
日本茶のいれ方のヒント1
https://www.youtube.com/watch?v=yRlqqw9W3Qg


錦園日本茶動画セミナー(10)
日本茶のいれ方のヒント2
https://www.youtube.com/watch?v=u04enJpatVw


錦園日本茶動画セミナー(11)
日本茶のいれ方のヒント3
https://www.youtube.com/watch?v=Vy4Psplrk3I


錦園日本茶動画セミナー(12)
日本茶のいれ方のヒント4
https://www.youtube.com/watch?v=QHDcMmHKPo4

錦園日本茶動画セミナー(13)
日本茶をいれる際のイメージ
https://www.youtube.com/watch?v=wsDAzibY7pY


錦園 web-site
http://www.nishikien.com

錦園 facebook
https://www.facebook.com/nishikien?ref=hl

錦園 石部健太朗

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常滑焼急須について

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物を好き嫌いで買う事は悪い事ではありません。それは買う者の特権です。でも、なんとなくの好き嫌いではなく、好きと感じた理由や嫌いと感じたワケなどを勉強し考えると買う事は更に楽しくなり、お金を使う事が意味を持つのです。それは強制されるものでもなく、自らが選んで行う事であり、年齢を重ねた者の嗜みでしょう。

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では常滑急須の面白さの下地は何か?

・吸水性のほとんど無い焼物である事
・お茶をいれる際にコントロールの幅が広い事
・軽くて使いやすい事
・かつての巨大湖東海湖の存在から産せられた陶土があった事
・六古窯のひとつとして窯業の基礎があった事
・都市化の流れにのり一気に産業としての窯業が拡大した事、エトセトラ・・・・

間違いではありませんが、違います。常滑急須ならではの面白さは半島の狭い立地条件と後発産地で歴史が浅い事。分業化が出来ないまま大量生産期を迎えて「製作者の見える製品づくり」が行われた事から生まれました。手づくりでは不可能な生産量と価格を鋳込み製の急須が担えた事も理由のひとつです。

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産業としての規模が大きくなれば効率や換金性を高める為に「分業化」が行われます。焼物では生地屋さんと絵付け、窯屋など。誰々作と言いながらも最初から最後までを一人の仕事として品物を作り上げるような事は大規模な産地ではありません。

知多半島を海に向かいその終わりにある町が常滑です。誰が作ったのか、どんな仕事をしたのかが急須を通じて分かる事。これこそが常滑急須の個性の芯になっています。

道具として使う急須には皿などの食器には無い制約があります。手の角度、精度、持ちやすさ、形など自由度は非常に狭いのです。その中で「職人」がそれぞれの「ならでは」を目指して物づくりをする場所。それが常滑であって、常滑の急須屋さん(※急須専門につくる職人を「急須屋さん」と呼びます。)です。

「常滑のような所はない。特別な産地だ。」常滑急須を扱う問屋社長と時折、話しをし交わす言葉です。これは常滑を正に体現する一言なのです。

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後発産地で歴史が浅い事。産業の規模は異なりますが明治以降に輸出を主に生産量を伸ばし茶産地であり集散地となった静岡。重ねて見える部分も多く、抱えている問題も似ています。

資格・肩書、日本茶インストラクターについて。

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茶に関した仕事をしていると奇妙な響きの資格めいた肩書きを目にする。コンシェルジュやらナビゲーター、コーディネーターなど何やら横文字が多い。そして、その走りはやはりインストラクターだろう。全国区の統一試験で実質的親方は茶業中央会。門戸は身贔屓無く業界外の一般まで開いている。

私は仕事をする時、臆する事無く自らを「日本茶インストラクター」と伝えている。相対した人の殆どは「日本茶インストラクターってお茶について詳しいのですね。」と驚く。対して「ええ、そうですね。」と笑顔で答える事にしている。

日本茶インストラクターに課せられた役目は開設当初に業界から設定された「茶業振興」ではなく、業者都合ではない立ち位置から日本茶についてを伝える事と考えている。

製品の生産から消費まで。人が間に入り仕事をし、精度を上げ、目利きをしていくのが「茶」となる。仕事の度に伝える事は増えていく。仕事には理由があるからだ。情報の川下に立つほど、学ばなければいけない事が増える。
消費の現場で人に会い茶について話すのであれば、茶という植物について、栽培、摘採製造、荒茶の仕上げ、お茶をいれる時の道具や水、楽しむテクニックなどまで知識は必要になる。資格を掲げて茶販売などに関してのアドバイスなどとなれば販売実績も無ければしょうが無い。

テキストで覚えた通り一編のいれ方や紅茶の焼き直しのようなアレンジティーなどを伝えるだけなら全く無用の資格と言える。でなければ資格好きの自己満足用でしかない。
資格の価値はそれを構成している者がつくるものだ。その事を軽んじては20万近い金と勉強に使った時間はドブに捨てたのに近い。聡明な諸氏は気づいている事だろうがこれは何も日本茶インストラクターに限った話ではない。

確か如月には二次試験があったように思う。一次を通ればほぼ手中にしたも同然だろう。
自らにストレスを与え、茶についての知識を厚く出来たのであればそれを使って楽しく時間を過ごせればと願う。

お茶が育ち、お茶を作る事が出来、楽しむのに相応しい水が豊かな国。先人の努力により、かつては貴人しか口に出来なかったであろう品質の茶が誰にでも手にはいるようになった。多種多様な香味の品種茶、そして様々な製法や意匠の焼物が焼かれてもいる。

21世紀の今、これまでの日本茶の歴史の中で最も日本茶を楽しめる時代。日本茶を楽しまないのは実に勿体ないことだ。

茶の拝見及び製茶、蒸しの話

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茶の拝見及び製茶、蒸しの話
出来上がった茶の拝見。このムレ香は何処で出来たのだろう。苦渋味は?ムラ蒸けになった理由は?
お茶に何が起きたのかを知るには、園地から茶工場で荒茶が出来上がるまでを実際に体験しなければ理解は出来ない。

お茶摘みさん達と一緒に手摘みをし、工場での製茶に関わるのは必須になる。

製茶機械の各工程でどのような変化が起きているのかを考え、確認する。ただの体験や作業ではない。生産者としての作業ではなく、俯瞰した視点と思考をしながらそれをしていく。これは生産者ではない茶業者が「必ずしなくてはいけない事」のひとつだ。

<記事へのコメント>

H氏:同感です。出来ているお茶屋さん‥‥‥??  市場などで売り子に意見を聞かれたお茶屋さんが良く言う言葉、「もっと蒸した方が良いのではないか」。耳蛸で す。具体的に何をどのように「蒸せ」と言っているのか、ご本人には判っているのでしょうが、聴いていて理解できません。蒸気量を増やせば良いの?胴回転 数、攪拌回転数、胴角度、それとも生葉流量?それともそれともそれとも??。工場のボイラーと蒸し器の配置でも変わってしまうほどデリケートなのが、緑茶 の「蒸し」工程です。あるところから先の品質に関わる製造方法に関しては、工場を見なければ絶対にアドバイス出来ません。

石部 健太朗:「もっと蒸かせ」という言葉は生産者との間に共通認識が無いからだろうと思えるのと、そもそも製茶について不勉強な人から出て来る印象です。更に厄介なのは生産者が蒸熱だけでなく、製茶の各工程で何をしているのかを理解していない節が多々あることです。わからない者どうしのやり取りでは改善など望むべくもありません。気候変動も大きく、製茶の技術が問われる時代ですので今一度製茶についてを考えて欲しいものだと思います。

H氏:共通認識しようにも、その基礎となる技術的な知識がないので無理です。不勉強ではなく無勉強だと感じています。各工程で何をしているのか解らないままにお茶を揉んでいると思われる荒茶が、沢山出荷されてくるのは何故でしょうか?これがお茶だから、価格はともかく加工 用原料などの評価でどこかに収まってしまいますが、これがクルマだったら、ブレーキ踏んでも止まらない、ハンドルは空回り、「Dレンジ」にしてアクセル踏 んだらとたんにバックする、とても怖くて使い物にならないクルマを作っていることになります。これって、すごいことです。

M氏:そこですね。僕は、蒸しのスクリューと角度を見た時に、あー、これを知りたかったら、工場に入り込まないと無理だと諦めましたから…僕は、取引先を取るのが 仕事だったから、茶工場に入り込む時間は無かったですね。笑。それでも、仕事の前と仕事の後に、工場に行ってましたけどね。

石部 健太朗:
Hさん
無勉強であれば、それに気づいて勉強をして欲しいものです。お茶に関わり、知った中でもっとも厄介なのは茶の木という植物の葉はどのような事をしても取りあえずは「飲めてしまう。」懐の深さがあることです。

Mさん
蒸しのスクリュー・・・撹拌軸ですね。
胴の角度と回転と撹拌軸の回転など、牧之原と形状の産地の違いを比べてみるのも勉強になります。優秀な生産者が「なぜ、そうしているのか。」を考えてみるのも有意義です。添付の写真を見て、「これでお茶が蒸けるのか?」と驚かれる人も多い事でしょうね。

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Y氏: おはようございます。 驚いている生産者の一人です。
石部 健太朗:丸胴の部分は冷却に使っていますね。

H氏:蒸気抜きですね。

石部 健太朗:ありがとうございます。丸胴が「湯気」抜きと冷却になっていると理解しています。

M氏:理解できないと理解しています♪もう少し考えますね。汗

H氏:経験値。

Y氏:自分もかつて茶商さんに販売していた時、まくら言葉のように「もっと蒸せ」と言われてました。今のような深蒸し茶が主流でないころからで、粉が増えれば増えたで相場が下がる…本当にどうすべきか自問自答する新茶時期でした。
今はお客様が求めるもの、それを作り出すために蒸しをいろいろ変えています。ただこの画像には本当に驚愕でした。確かに仰る通り蒸機の「蒸室」というのは生葉投入口のじょうごの下の部分ですものね。そこをいかに通過させるかが問題になるかと思います。

石部 健太朗:十数年お茶に関わらせていただき、蒸しの工程において生葉と水蒸気が接した時に発生する急激な温度上昇(熱衝撃)の細胞に与える物理的なダメージがその後の製茶に大きく影響をしていると考えています。生葉量と蒸気量のバランス。単純に重さと蒸気では計算式が書けない(摘採後の自然に萎凋していく事による茶葉の水分量と繊維のバランスが変動するのと、最初 の段階での原葉の不揃い)難しい部分なので、丸胴の部分での辻褄合わせが必要とされたのでしょう。いつしか辻褄合わせのパートばかりを見てしまったのがそ もそもの間違い。現在の製茶機械の仕組みは形を壊さずに乾燥度を上げるように出来ているのですから、その事を理解せずに製茶にのぞんでもお茶が出来る筈はないです。


※以上、Facebook記事とコメント欄の再録です。有意義な内容であるのでblogに記載しました。

<序> Change the world by Japan tea.

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2015年、睦月6日。初夢は見る事もなく過ぎたが夢を見た。昨夜、眠る前に決意をしたからだろう。

恩のある人が亡くなるその日、私がそばに立ち話しかける夢だった。私はあなたが亡くなってしまった未来からここに来た。ここで私があなたを助けたらきっと未来が変わってしまうのだろう。でも私はあなたを助けたい。一緒に笑っていたいんです。あなたがいない世界はとても寂しいから。

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夢の中で私は大声で泣いていた。
大粒の涙が止まらなかった。

話しかけた人はいつもの笑顔で笑っていた。
ひとりは、はにかむような笑顔で優しく。
ひとりは、眼を細めて肩を揺らして。

そこで目が覚めた。

2015年の決意。これまでも胸の中にあった言葉。それを表していくこと。

「お茶で世界を変える」
Change the world by Japan tea.

多くの人にはパラノイアの妄言に等しく聞こえるだろう。それは全くもって正しいのかも知れない。
塵芥に過ぎない者が言葉にすることでもない。重々承知している。

だが、これが私のライフワークだ。

及ばぬ知識、足りない言葉、未熟な技術、問題は山積みだが一歩を踏み出すと決めた。それこそが恩返しに他ならないのだから。

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明けましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願いいたします。

明けましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願いいたします。

2015年初の東京催事として2015年1月4日(日)と10日(土)の2日間、秋葉原CHABARA日本百貨店食品館「おいしず」へ販売協力にお邪魔します。

【静岡熟成茶 初春之茶】や【静岡新米玄米茶】そして【さくらかおり】 などをご用意させていただきます。お近くにおいでの際はお気軽にお立ち寄りください。

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日本茶専門店 錦園石部商店 http://www.nishikien.com

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