日本茶インストラクター Nishikien owner's weblog 


日本茶インストラクターの店主によるお茶や茶器などにまつわる事柄。

アルコール度数の高い飲料と茶の組み合わせ。~茶を用いた口中調味例~

2013年11月25日(月曜日) フレンチレストラン「ペパン」にて。

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アルコール度数の高い飲料と茶の組み合わせ。当然のことながら、法律上飲酒を禁じられている人は不可なアレンジ。茶を用いた口中調味を最も大きなボリュームで楽しむ方法のひとつです。

今回はグレンモーレンジィ「エランタ」に「静岡本山熟成之茶2013年」と「築地山峡」を用意しました。

ウィスキーなどのアルコールを少し飲んだ後に、熱めのお湯でいれた力強い香味のお茶をチェイサーのように飲みます。
※アルコールを茶で割るのではありません。

お茶のひと口目は特に刺激的な味わいで、思わず声が漏れることでしょう。

アルコール→茶→アルコール→茶となる流れになっていきますがそれぞれに感じ方は変わります。

アルコールの選択、茶種の選択など組み合わせはほぼ無限にあります。
因みに、山間地生産のやぶきた+在来を組み合わせた場合は「スコッチ的」で、精度の高い品種茶「山峡(築地山峡)」は「バーボンっぽい」印象と古賀シェフ談。

アルコールと茶、どちらも主役になるアレンジ。

大人の楽しみとしてお試しあれ。

東京催事のお知らせ 11/22(金)~11/24(日)

東京催事のお知らせ

秋葉原 日本百貨店 食品館 静岡地場産品アンテナショップ「おいしず」
〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町8-2

2013/11/22(金)~11/24(日)新米玄米茶/ほうじ茶/本山茶を中心に販売協力に伺います。お近くにおいでの際はお気軽にお立ち寄りください。
新米玄米茶などお楽しみいただければと思います。

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深まりゆく秋、名古屋三越栄店にて催事となります。11/13~11/19まで。

深まりゆく秋、名古屋三越栄店にて催事となります。チラシ11月13日(水)号にも掲載をいただけました。
2013年産新米ミルキークイーンを100パーセント使用した「新米玄米茶」もご用意が出来ました。お茶は良質な一番茶、お茶、お米共に同じ生産者もちろん静岡市産のこだわりのひと品です。
お近くにおいでの際はお気軽にお立ち寄りください。

【名古屋】名古屋三越栄店
期間:2013/11/13(水)~11/19(火)
場所:名古屋三越栄店6階 スタイルコート#6
テーマ:お茶を楽しむ
卓越した職人の技術によって生み出される常滑焼茶器、限定生産の静岡茶と花桔梗のこだわりの和菓子が登場。樹齢百年以上の茶樹を手摘みした安倍の百年茶、実りの季節を香味で満喫出来る新米玄米茶をお楽しみいただけます。

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世界お茶まつり2013 協賛プログラム 深蒸し茶とは何かを語る100分間-終了

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世界お茶まつり2013協賛プログラム。静岡茶共同研究会「深蒸し茶とは何かを語る100分間」のパネリストとしての参加が終了しました。

公開討論会と題されましたが討論とはならず、伝える会となりました。勉強会と打ち合わせを兼ねた集まりはありましたが、シナリオも台本も一切なしなのでどのような流れになるのかコーディネーターの小二田さんは気が気ではなかったかも知れません。

「苦渋味の無い旨いお茶」をつくる工夫によって生まれ、完成したのが「深蒸し茶」という製品でした。目指したのは「蒸けたお茶」。

粉っぽく、急須に詰まってしまってしまう厄介なお茶であったのに、売り上げを伸ばし生産量が拡大出来たのは、その手間を掛けても「美味しかった」からです。深蒸し茶を完成させたひとりでもある90歳を目前にした生産者が、最近のお茶は苦渋味のある昔のお茶に戻ってしまっているように思えてならないと語った言葉が最も重いなと感じます。

さて、多くの製品は黎明期から苦労を経て完成に到り、その当時の「完成品」を参考にして「模倣」がされるようになっていきます。ゼロから1を立ち上げるのと、1を礎に2もしくは3を作っていくのは全く異なることです。
売れている製品を見て同じような品をつくること自体は悪いことではありません。切磋琢磨し、競争しながら更に良い品へと進化していく。その中で、更に新しい製品が生まれて行きます。ただし、その流れの中で、効率化という言葉を旗頭に本質をスポイルしながらより安価に大量にといううねりも生まれます。その対価である「儲け」によってうねりはうねりを生み、本質をさらに失っていく。そして、世代が変わりかつて、何故それが作られた事さえ薄れて行ってしまう。
命に関わらないようなさもないモノほどより安易に。

深蒸し茶を見直すことは、20世紀から21世紀に到る蒸し製緑茶の歴史を振り返ることとイコールです。長時間の蒸熱工程によって軟らかく崩れやすくなった茶葉をいかにして揉んで乾かそうとする工夫によって出来上がった製茶機械。困難に向かったが故にその精度を上げ、手揉みを開始点に持つ形状のあるお茶も更にその香味を向上させていきました。
模倣を経て香りに乏しく、青臭く苦渋味を感じるお茶になった今、もう一度更に美味しいお茶づくりを目指さすこと。それこそが先達の苦労に報いることでしょう。かつては無かった技術や品種が今はあります。それを駆使して更に高みへ。

今回、会場にてパネリストの方々には「2003年産 摩利支」を用意しました。10年の時を経てその輝きを増していました。

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