やぶ北発祥地、日本平の手摘み藪北 ¥1575/50g日本でもっとも多く栽培されている品種といえば「やぶきた」。多収で品質がよく、作りやすい品種として全国的に栽培されています。土地に対しての適応能力に優れ山間地から平野部、北から南と様々な場所に植えられ、実に日本の茶栽培面積の約8割はやぶきたなのです。また普通蒸し煎茶、深蒸し煎茶、かぶせ茶、玉露、てん茶(抹茶の原料となるお茶)、釜炒り茶、紅茶までほぼ全ての茶種がやぶきたで作られており、日本でお茶の味といえば「やぶきた」といっても過言ではないでしょう。
補足:お茶は様々な価格帯があり、それぞれをブレンドして販売されるのが常ですから一般に流通している製品としての茶は「やぶきただけ」もしくは「やぶきたをベースに+他の品種」となっています。※品種茶として名前を冠している場合は除きます。
では、「やぶきた」本来の味はどんなものなのでしょう?物事はシンプルに考えるのが一番。茶の品種は始まりは全て実生。その土地で生まれ育ったものです。発祥地は静岡市の日本平ですからやぶきたをその土地で栽培し手摘み。製法は伝統的な普通蒸し製法。一箇所の園地、その日だけのお茶をブレンドせずに製品とする。
そうして出来たのが「やぶ北発祥地の茶 日本平の手摘み藪北」。言葉にすると簡単ですが関係者諸氏のご協力の賜物です。
嗜好品ですから美味しい、美味しくないの評価はあることでしょう。でも、このやぶきたが本来の味、香りを感じられる品ということは確たるものです。
お客様からのお言葉の多くは「やぶきたは素直で美味しいお茶なんですね。」
そう、温和で多くの方がおいしいと感じる味わい。それがやぶきたです。
<錦園 日本平の手摘みやぶ北 おいしいいれ方の目安>
茶葉 大さじ1杯(5~6g)
湯量 中ぶりの急須へ8分目(180~200cc)」
お湯の温度 普通(70度)
待ち時間 普通(60秒)
※日本茶のおいしいいれ方の基本温度と待ち時間です。
日本平の手摘みやぶきた茶関連情報
カテゴリー:
日本平やぶきた日本茶専門店 錦園 石部商店
錦園店主 石部健太朗
日本茶インストラクター(02-0362)