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日本茶インストラクター Nishikien owner's weblog 


日本茶インストラクターの店主によるお茶や茶器などにまつわる事柄。

素朴でかわいい黄色のティーポット

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静岡伊勢丹にての催事やOZONE夏の大茶会でも人気なのが「ティーポット」のシリーズ。
これまでの「黒のティーポット」「白のティーポット」に加えて「黄色のティーポット」が登場
です。錦園の急須でおなじみのきなりのやさしい色合いと、素朴な雰囲気は普段使いに
傍らに置きたい品となりました。

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蓋は印籠式です。

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茶漉しはすでにおなじみ錦園指定のとても細かな陶製。

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たっぷり入る350ccサイズの後手タイプ。
価格は¥6300(税込・送料 国内一律¥600にて)

8月もいよいよ終わりです。お茶の温かさを楽しむ季節まであとわずか。


日本茶インストラクター(02-0362)
錦園店主 石部健太朗

イメージ写真その2

前回ご紹介させて頂いたお茶と同じものですが、こんなパターンも撮ったりします。

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さて、商品カタログなどで食品を撮影するのは困難と聞きます。お茶の浸出液を撮る際に
インクを使ってそれらしい色の水を作るテクニックもあるそうです。

一般的なお茶ならそれも通用するのかもしれませんが、錦園のお茶は限定性が強く個性的
ですから上述のようにしてしまうとお買い上げ頂いたものと水色が大きく異なってしまうこと
が考えられます。また、これはつまらないこだわりかも知れませんが、「どうせ撮るならその
ものを撮りたい。」なんて思いがあるため、お茶は実際にいれたものを使用しています。

どちらのお茶も一煎目。本山茶らしい金色透明な水色のお茶になっています。


日本茶インストラクター(02-0362)
錦園店主 石部健太朗

イメージ写真撮影

処暑を過ぎ、暦の上では暑さが落ち着くはずなのですが、日中は厳しい残暑が続いています。

さて、そんな残暑のなかではありますが、取引先への冬季ギフト提案が〆きりを迎えていま
す。お客様から商品のイメージ写真などを依頼されることもあり、自前の機材で撮影をしたり
します。下記はそんな中の一枚。
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これは「静岡本山熟成之茶(左)」と「本山のさくらかおり(右)」詰め合わせに使用する茶葉
のイメージ画像です。

静岡市本山茶産地の玉川地区(西河内流域)のお茶をベースにしている熟成之茶は産地
の特長でもある力強い太縒れの形状、「本山のさくらかおり」は単品種、摘採時期と産地が
近いことなどにもよって、長さのある細縒れの形状になっています。

茶葉の入っている器はおなじみの「常滑蓋碗 青峰 紅葉」と「常滑蓋碗 青峰 桜」。
紅葉とさくらの意匠がお茶にもぴったり。(自画自賛)

さて、
夜には秋の虫の声が大きくなってきました。きっと、まだまだ暑い日が続きますが季節の
変わり目はすでに過ぎた感じがします。皆さま、体調など崩されませんように。どうぞ、
ご自愛のほどを。


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錦園店主 石部健太朗

携帯茶器セット 私の仕事道具

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これは店主石部が仕事の際に携えている茶器セットです。現在の内容は下記の通り。

錦園の急須0.5号/黒×1
てのひら急須/黒×1
常滑蓋碗高資 黒/桜×1
湯冷まし0.5号/黒×1
茶杯(湯のみ)×10
ポット(600cc)×1
布製茶たく×5
茶さじ×1
茶荷×1
このほかに
茶殻を捨てたりするための袋や茶器を拭くための布巾など。

外でお茶を楽しむというよりも茶器や販売用茶葉の試飲説明、プレゼンテーションに使用
している仕事道具としてのカラーが強いものです。

使い始めて5~6年が経つのじゃないでしょうか。
あちこちキズがついたり凹んだりしていますが、使用には特に問題なく今に到ります。
標高800mの茶園から都会まで。
これからも一緒に仕事をしていくことでしょう。


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錦園店主 石部健太朗

オーシャンズ13 煎茶or玄米茶

現在公開中の「オーシャンズ13」にてなぜか日本をテーマにした台詞がそこかしこに
みられます。

例えば

ギャルソンに対して
「煎茶か玄米茶にしてくれ。お湯は沸き立つ前のものを使うように。※」
というのがあったり、

ホテルのプレオープンパーティーにてアルコールが振舞われるシーンでは
「クボタです。お楽しみください。」(これは日本酒の久保田ですね。)
など。

英語力が乏しいので字幕が間違っているのか、元の英語が誤っているのかはわか
りませんが字幕スーパーは「沸く前のお湯」を使うように指示していたのが個人的に
は面白かったです。

沸かしたものを冷ますのか、沸く前の湯を使うのかということよりも、沸騰していない
湯を使用するということが表現されているのがいいな思えました。(インストラクター的
にいえば「沸かしたお湯を冷まして使う」のが正しいのですがその辺は気にせずに。)

お茶や日本に関するシーンが映画に出てきたりするのは妙に嬉しいものです。
日本茶ではありませんがお茶を飲むシーンで最近良かったのは
世界最速のインディアン(アンソニーホプキンス主演)にて紅茶を飲むシーンでした。
内容そのほかは是非、映画館やDVDなどでどうぞ。

追記
紅茶のシーンはともかく「世界最速のインディアン」はとてもいい映画でしたよ。おススメ
です。


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錦園店主 石部健太朗

19年夏の常滑行

毎年夏の恒例イベントとなった常滑行き。昨年は常滑の焼物まつりにあわせて行きましたが、今年は8月初旬に企画しました。今回は以前に俵峰へご案内した I さんの取材にご協力させて頂きました。

常滑は半島の町らしいゆっくりと時間の流れる場所です。

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焼きもの小道の坂から見おろすレンガの煙突のある風景、登り窯、積み重ねられた古いエゴロ(土管などを焼く釜で、小さい茶器など焼くためのもの。)など昭和の時代に思いを馳せる雰囲気満点です。

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登り窯の煙突(やきもの小道)

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登り窯周囲の林にて
エゴロ。土管などを焼く大きな窯の空いたスペースで小さな焼き物焼く際に使用。(蓋のような形状になっていて、中にちいさな焼き物をいれて積み重ねて使います。)

錦園ラインナップ「宝生庵」のシリーズでお世話になっている職人さん宅にお邪魔してロクロのをひく様子を見せていただきました。
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毎度のことながら、土と人の手によって生み出される形には驚かされます。(ロクロ場は土の乾燥を防ぐためにエアコンなどはなく、夏の暑い日には厳しい環境です。)

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氏の朱泥急須。いい形です。

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交流の食事会では「てのひら急須」用意。参加の方々に使って頂きました。

常滑は行くたびに発見があり、職人諸氏と交流させて頂く中で新しい何かを始めるきっかけが出来ます。今回も茶器の構想もぼんやりとですがまとまりつつあり、秋から冬、春までにかけて窯元へ足を運ぶ機会が増えることでしょう。

新作は「こんなの欲しかった。」というものがテーマになります。のんびりとご期待ください。



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錦園店主 石部健太朗

改植の様子

先日、日本平周辺を回っている際に見かけた改植の様子。(多分、30年生くらいの
やぶきたを抜根しています。)

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かなりな規模で作業が行われているようでした。このあとどんなお茶が植えられるの
でしょうね。やぶきたを再び植えるのか、新品種になるのか?いずれ作業をなさって
いる生産家とお会いすることもあるかと思いますのでうかがってみるとします。


抜根された茶樹をみると、どこかチクリとする気持ちと「今までありがとう。」という言葉が
よぎります。


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錦園店主 石部健太朗

ALL ABOUT JAPANにて「てのひら急須」をご紹介頂きました。

ALL ABOUT JAPAN 平田公一氏に てのひら急須をご紹介いただけました。
猛暑が続く夏、てのひら急須で一服の涼をお楽しみいただければ幸いです。

ALL ABOUT JAPAN 中国茶


てのひら急須でアイスティーを楽しむ。


中国茶を使用したアイスティーの楽しみ方など、氏の視点からの使い方などもお伝え
いただいております。ぜひ、ご一読のほどを。


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錦園店主 石部健太朗

暑い夏、冷茶を楽しむ 静岡伊勢丹にて

暑さの厳しい夏になりました。健康には皆さま十分にお気をつけください。

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現在、静岡伊勢丹にて冷茶をテーマに催事をさせていただいております。
期間は8月9日から8月15日まで。

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しろぼうちゃ と 香駿のおいしさはお客様に人気です。
お近くにおいでの際はお気軽にお立ち寄りください。


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錦園店主 石部健太朗

静岡伊勢丹にて8月9日~15日まで冷茶の催事してます。

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錦園の石部です。

お知らせが遅くなってしまいましたが8月9日~15日まで、静岡伊勢丹B1Fおいしいふるさと村にて、冷茶をテーマにした催事を行っております。

お茶は、しろぼうちゃ や 香駿 がメインとなっています。

お近くにおいでの際はお気軽にお立ちよりください。
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錦園店主 石部健太朗


※催事の搬入作業中に少々トラブルがあり、お見苦しい点があるかもしれません。何卒、ご容赦ください。

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Author:nishikien

日本茶専門店 錦園石部商店 http://www.nishikien.com

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