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日本茶インストラクター Nishikien owner's weblog 


日本茶インストラクターの店主によるお茶や茶器などにまつわる事柄。

てのひら急須 バリエーションなどなど?

磯部輝之氏作「てのひら急須 宝生庵」(全6セット。それぞれ一品モノです。)

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2007年OZONE夏の大茶会 出品予定品です。

※実は個人的にこの作品がお気に入り。コレクションにしておきたい欲求を抑えられるかが疑問です。


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錦園店主 石部健太朗

てのひら急須 バリエーションなどなど?

磯部輝之氏作。てのひら急須宝生庵です。(全6種類。それぞれが一品モノです。)

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2007年OZONE夏の大茶会 出品予定品です。


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錦園店主 石部健太朗

てのひら急須 バリエーションなどなど?

磯部輝之氏作 てのひら急須「宝生庵」です。
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鉄色の土肌に印花やロレットによる細工が映えます。今回はOZONE用に6セットを製作していただきました。職人急須「宝生庵」や常滑蓋碗「宝生庵」につながる軽さ、手ざわりのよさを会場でお確かめください。

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2007年OZONE夏の大茶会出品予定です。


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錦園店主 石部健太朗

てのひら急須 バリエーションなどなど?

内山智津子さん作 てのひら急須
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やわらかな雰囲気のてのひら急須。
常滑 秋景氏に師事の後、静岡にて窯をひらいた若手職人による一品ものです。土物らしい風合いが活きている茶器になりました。

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1セットのみの製作。2007年 OZONE夏の大茶会へ出品予定です。


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錦園店主 石部健太朗

地球温暖化適応策レポート

異常気象という言葉が日常的になってしばらくたちます。「地球温暖化」という言葉もまた。
環境の変化はそれぞれの土地で育てられる農作物にも大きな影響を与えます。

6月21日農林水産省より「地球温暖化適応策レポート」が発表されました。(お茶に関する記載も40ページにあります。)

農林水産省HP:http://www.maff.go.jp/

レポートに関しては施策情報(基本)→農林水産環境政策のページ→地球温暖化森林吸収源対策推進本部→第4回(平成19年6月21日開催)議事次第及び配布資料→参考資料3-2

地球温暖化適応策レポート(PDF)
http://www.maff.go.jp/kankyo/honbu/04/ref_data03-2.pdf

読み進めていくと今後の対応方針(P43)が最期にあります。?凍霜害、?干害・生育障害、?病虫害、それぞれの対策が書かれていますが品種導入、新たな資材の投入が必要とありました。

品種が変わればもちろんお茶の味、香りは大きく変わります。
茶業の歴史を振り返ってみればお茶の味香りは常に変化していることに気がつきます。10年後、20年後にはどんなお茶が飲まれているのでしょうね。


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錦園店主 石部健太朗

静岡オリオン座50周年

今回はお茶とは全く関係の無い内容です。

さて、本日ふと新聞を見ると「静岡オリオン座50周年記念上映 ニューシネマパラダイス 500円」の文字が目にはいりました。
会場が18:00。上映は19:15から。

ちょっとしたリゾート気分を味わうつもりで、夕食とビールを購入し映画館へ。
会場と同時に入ると壁には昔の映画館の写真が貼られ、古いポスターやパンフレットなどが販売おりました。そんな中を特に何を買うでもなくあっちへふらふら、こっちへふらふら。
しばらくしてアコーディオンの生演奏が始まり、ニューシネマパラダイスのテーマ曲がホールに流れ出してなんかとても贅沢な気分です。

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会場から上映までの時間を活かして、館内ツアーなども開催されていました。画像は一般の方をステージに招き、スクリーンについての説明や裏側にスピーカーがあるなんて話しを担当の方がしているところ。この後、皆さんは映写室などにも案内をされた様子でした。上映される映画にもぴったりな企画でなんかとても嬉しくなります。

映画は有名な作品ですからいまさら私が何かをいうこともありません。もちろん、とてもいい映画です。(ちなみに2時間版が上映。)

会場から終演までの約3時間。会場の雰囲気、上映作品など華美でなくトータルコーディネートされていてとてもよい時間でした。


さて、明日からまた茶器やお茶のご紹介をさせて頂きます。何卒よろしくお願いいたします。


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錦園店主 石部健太朗

お詫び

<お詫び>

 6月10日未明に錦園店内HP管理コンピューターにマシントラブルが発生致しました。12日夕方に復旧致しましたが、その間のご注文を含むメールの受信、返信が滞ってしまいました。(ご注文フォームよりのメールも含みます。)誠にご迷惑をお掛け致しました。期間中のご注文につきまして早急にご手配させて頂きます。何卒、ご容赦のほどお願い申し上げます。


錦園店主 石部健太朗

てのひら急須 バリエーションなどなど?

こちらは秋景氏製作の試作品。


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指が掛かる部分に彫りをいれて景色とともに機能が考えられています。色は朱泥と燻しの黒。
こちらは茶舟と合わせての製作でしたのでセット販売となります。

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この試作品と同じ形で数個ずつの製作を依頼しております。
2007年OZOEN夏の大茶会出品予定です。


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錦園店主石部健太朗

てのひら急須 バリエーションなどなど?

こちらも昨日に引き続き製作は都築青峰氏。なんとも可愛らしい形です。

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蓋受けの部分につばがあるタイプです。
このてのひら急須の最大の特長は「足」ですね。

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茶舟に氷をいれて使用した際に、スパイクのように刺されば安定するだろうとのアイデアでこのような脚がつけられました。

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なんか動物みたいでとても可愛らしい急須になりました。この足つきのてのひら急須はひとつだけの製作。なんとなく出品しないでコレクションにしたいような欲求に駆られたりしている石部です。2007年OZOEN夏の大茶会出品予定(一応)


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錦園店主 石部健太朗

てのひら急須 バリエーションなどなど?

職人製作のてのひら急須には試作品がいくつかあります。試作といっても本製作前の確認のようなもので出来栄えは製品となんら変わることはありません。

製作:都築青峰氏

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製品と異なる点は、職人製作のてのひら急須は「茶舟」との意匠を合わせたセットが基本になっていますが、試作には茶舟がありません。

このてのひら急須は初期のもので茶漉しがスタンダードなものになっています。

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青峰さんが昨年より取り入れた蓋の穴に蝶の意匠があります。

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2007年OZONE夏の大茶会に出品予定です。


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錦園店主 石部健太朗

てのひら急須 バリエーションなどなど?

お茶を体感する茶器をテーマに製作した「てのひら急須」。リーフレットやインターネットにてすでにご紹介している品のほかにも数点が存在します。

これは鋳込み製作をしたちょっと大きめなタイプ。
色は画像の朱のほかに白、黄、黒があります。各色で数個を作りました。

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錦園の急須と同じく、朱は昔ながらのマットなタイプですから使うごとに艶を深めていきます。

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茶漉しはオーダーの細かなタイプです。

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2007年 OZONE夏の大茶会へ出品予定です。
価格はお買い得価格を設定する予定。ご期待ください。


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熟成本山茶~茶詰めの儀~

先月の話題ですが、5月31日に徳川慶喜公ゆかりの「浮月楼」にて熟成本山茶の「茶詰めの儀」が執り行なわれました。

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静岡新聞 5月31日夕刊より。

お茶が熟成し味が深まることをイベント仕立てにした事業の一環で、始まりは2000年でした。当時、私もこのイベントに参加させていただきパッケージやリーフレット、説明パネルなどを作ったのが懐かしく思い出されます。(マッキントッシュを購入したばかりでG4が最新のCPU。デジカメも画素数が少なく、メインはスチール。撮った写真をスキャナーで取り込んだように記憶しています。)当時の様子は下記よりご覧になれます。

駿府本山茶「口切の儀」2000年

それはそれとして現在、茶詰めの儀が終わった茶壷は通称「お茶壷屋敷」があった井川大日峠近くのお茶蔵(井川大日地区お茶蔵)に保管されます。(調べていたらお茶蔵の建設についての入札結果を公表したページがありました。内容からするとあの立地でよくこの値段で出来たなという気もします。)

このお茶蔵はちゃんとした土蔵の作りをしています。建設途中の様子を以前、見ることが出来たのでその時の様子をご紹介しておきます。

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わかりにくいのですが、土壁の中には藁で編んだ縄が塗りこめられています。(ある意味、貴重な画像なのかも?)

現在は白壁の綺麗な蔵になり、お茶壷道中に関しての説明パネルなども設置されており、お茶蔵から少し歩くとお茶壷屋敷跡を見ることも出来ます。静岡駅から約1時間半掛かる山間なので秋ごろにリバウェル井川のコスモス畑を見がてら立ち寄ってみられることをお奨めします。(お茶蔵やお茶壷屋敷跡を見るためだけでは、移動の苦労に釣り合わないと思われます。)


振り返ってみると熟成本山茶のイベントに関わらせて頂いたのは私にとって大きな転機でした。茶生産の現場へ足を運べるきっかけとなり、この縁が無ければ今の私は無いといっても過言ではありません。(余談ですが、縁というのは誠に不思議なもので今年の茶詰めの儀を担当した茶師は、私が扱わせて頂いてる日本平」の生産家なのです。)

アンテナを張り、なぜだろう?の気持ちを忘れず、何をしていくのかを考えながらこれからもお茶の世界に関わっていければと思います。

先日、蛍を見てからなんかちょっとセンチメンタルな気分なのかもしれません。いつもながらではありますが、乱文にて失礼。


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錦園店主 石部健太朗

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蛍の季節は二番茶の季節。茶産地の6月。

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まるでわからない画像で恐縮です。これは昨夜(6月2日)に携帯で撮った蛍。
場所は丸子を少し西にいったあたりです。有志の方が殖やしているそうで、ピークにはかなりの数の蛍が見られそう。

丸子は茶産地としても早場所になり、二番茶の製造が始まっています。ふと気がついたのですが静岡では二番茶と蛍の出る頃は同じようです。

せせらぎの音、蛙の澄んだ声、静かに群れ飛ぶ蛍。
二番茶の季節か。
静岡の6月だなあと蛍を眺めながら、ちょっとのんびりした気分を味わってきた石部でした。



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期待のお茶 印雑系在来

6月になりそろそろ二番茶製造の声が大きくなってきました。

さて、昨日(6月1日)一番茶と二番茶との隙間をついて今、期待しているお茶のひとつ「印雑系在来」(実生選抜・民間育苗)園地や生産家の茶工場へお邪魔させて頂きました。
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日本固有の某有名品種×印雑(アッサム系品種)の組み合わせ。葉の大きさはいかにもといった感じです。

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艶やかな二茶芽と力強い親葉。日本でよく見かける小葉種とは大きく異なります。生産家にお話しをうかがったところ樹勢もよく、病気、虫にも強いとのこと。

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お茶の内質としては花香(※印雑系統の品種を蒸し製とすると花のような香りのお茶になります。)があり、一般的な印雑にありがちな苦汁味が少なく良好。 熱めのお湯でサッといれても、じっくり冷茶にしてもよし。また印雑系のお茶は焙じても独特な香気があって楽しいお茶になります。

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このお茶を揉むのは28歳の若手生産家。高齢化が心配される生産現場において次世代に産地を繋ぐ力となってくださることでしょう。微力ながらも錦園がそのお手伝いが出来る事を喜ばしく思っています。

まだ本格的な定植に入って年数が浅く生産量は少ないのですが様々な意味で今後が楽しみなお茶です。

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ロケーションの補足を少々。
茶園のある山の頂上には仏様(大日如来)が奉られています。
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背中には山桜の古木があり、お彼岸の頃が見頃だとか。一番茶の新芽も既に動いている頃ですから来年は山桜と新芽の様子をお伝え出来ることでしょう。

大日如来に見守られ、山桜を見上げられる茶園。いいですねえ。
来年の楽しみがまた増えました。


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てのひら急須 誕生記念 特別価格にて販売中。

お待たせいたしました。てのひら急須の販売体制が整いました。

今回、誕生を記念して「てのひら急須と茶舟」をセットでお買い求めの方に特別価格を設定しました。急須と茶舟を単品で購入するより¥525お得です。

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特別価格:てのひら急須/黒の一式 ¥6,310

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特別価格:てのひら急須/白の一式 ¥5,985

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特別価格:てのひら急須/朱の一式 ¥5,565

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特別価格:てのひら急須/黄の一式 ¥5,565

てのひらを通して感じる涼や温。体感するお茶の世界を楽しみください。

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それぞれに使い方のしおりを同封しております。

ご注文は錦園石部商店まで、メール(shizuoka@nishikien.com)、お電話、FAXなどで承ります。

※上記価格は税込み表示となります。尚、送料として¥600(日本国内のみ。海外の場合は別途実費にて。)を頂戴致します。


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