日本茶インストラクター Nishikien owner's weblog 


日本茶インストラクターの店主によるお茶や茶器などにまつわる事柄。

べにふうき を 飲み始める。(6)

出張中、べにふうき を携えて行動をしておりました。街を見るとマスクをしている方も見ら
れるようになり花粉症のシーズン到来を予感させます。私自身、徒歩での移動中に時折、
目に違和感を覚えると自販機やコンビニエンスストアなどで、コーヒーや紅茶などを購入
し べにふうき (釜炒り製 粉末煎茶 紅ふうき)を混ぜて飲んでいました。リーフとは異なり、
熱湯を使用する必要もなく実に手軽に利用できます。※私の体感ですがちゃんと効果が
ありました。

さて、出張から戻り、本日、静岡新聞を開くと
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抗アレルギーで注目「べにふうき」
”偽茶”横行に警鐘
静岡新聞 2007/01/30 23面
との見出しで記事が掲載されていました。

べにふうき のニセモノは一昨年くらいから話題に出始めていました。その出回り量がいよいよ
無視する事が出来ないレベルになってきた事を意味する記事ともいえるかも知れません。

かねてから問題とされていたのは

・べにふうき と 他のお茶をブレンド(リーフ、粉末を問わず) べにふうき として販売。そのべにふうきの含有比率は表示しないもの。

・メチル化カテキンの含有が少ない品種を「抗アレルギー茶」として販売。販売する商品の分析もせず、研究発表の資料のみを記載。

などがありました。
いずれも売らんが為の行為に見えるといえば言いすぎでしょうか?きっと販売なさる方は
花粉症などのアレルギー症状が無い方たちなのでしょうね。必要とするお客様の立場に
たった商いとは考えにくいように思えます。

べにふうき は 抗アレルギー効果について研究が進められ、その結果が公表されている
稀有なお茶です。(研究機関も公的な場所です。)
某情報番組のようないい加減なものではないのですから、取り扱う方々は正しく理解して
使うお客様のためにとの気持ちを忘れずにしてほしいものです。

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1/28都内ファーストフード店にて。コーヒーに釜炒り製粉末煎茶 紅ふうき をいれて
飲む前に撮影。


<ご注意>
べにふうき は薬ではなく「お茶」なので、花粉症に効きます!とは書けません。というか
書いてはいけません。薬事法に触れます。
私の文章中において語られる効果についてはあくまでも私、及び周囲の体験談です。
以上の点についてはご留意くださいますようお願いします。


日本茶インストラクター(02-0362)

石部健太朗


べにふうき を 飲み始める。(5)

本日は首都圏へ。べにふうき を出張先においても持ち歩いています。携帯性のよさを実感中。

今の季節 「花粉症」 には 「べにふうき」 といったキャッチコピーが目に付きますが、私のお客様のなかには花粉の季節を問わず、年間を通じてお買い求めになられる方もいらっしゃいます。数十年に渡ってアレルギー性鼻炎を患っているそうで、その症状緩和になっているのだそうです。

これは「べにふうき」の持つ メチル化カテキン の 抗アレルギー 作用によるものなのではと考えられます。つまり、花粉症  だけではなく 効果が期待出来る と思われます。

さて、このお客様に 先日どのように べにふうき(釜炒り製 粉末煎茶 紅ふうき)を使っているのですか?とうかがったところ

お客さま 「なんにでも入れてみているんだ。」

とのシンプルな答えが返ってきました。そこでさらに、

石部「例えば?」

とさらに尋ねてみましたら

お客さま「そうだねえ、コーヒーに混ぜてみたり。」とのこと。

石部「メ、メチル化カテキン入りコーヒーですか。」

これにはちょっと驚きましたが、粉末であることを活かした活用方法と言えます。前回の
「べにふうきを飲みはじめる(4)」でも書きましたけれど「飲み付けることがいい。」と考え
るなら何もお茶として飲むばかりが能ではありません。粉末であるがゆえに、食材として
利用いくのもよいでしょう。

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私もやってみました。「メチル化カテキン入り コーヒー」。それなりに苦もなく飲めます。
味の濃いものとはそんなに相性が悪くないようです。

追記
キャッチコピーとしては秀逸だなと思った「ストレス社会で闘うあなたに」(「メンタルバランス
チョコレートGABA」のコピー)ではないですが、「アレルゲンと闘うあなたに」といった感じも
しないではありませんね。


<ご注意>
べにふうき は薬ではなく「お茶」なので、花粉症に効きます!とは書けません。というか
書いてはいけません。薬事法に触れます。
私の文章中において語られる効果についてはあくまでも私、及び周囲の体験談です。
以上の点についてはご留意くださいますようお願いします。


日本茶インストラクター(02-0362)

石部健太朗








べにふうき を 飲み始める。(4)

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(昨年2月のべにふうきの様子です。定植3年目。静岡市)

先日来、花粉症の者同士の会話が始まりました。

「飛び始めてますねぇ。」
「そうですねえ。」
「去年は楽だったから今年も楽だといいんだけど。」
などなど。

花粉症でない方にはあまり興味がない事柄なのですが、花粉症の対策というのは
1月20日頃から始まります。(以前にかかりつけの医院でポスターで読みました。)
花粉症の初期療法に、「抗アレルギー薬などを早めに飲み始める。」とあり
なにやら、花粉の飛散が始まる前に(花粉症の症状が出始める前に)、はじめると
症状が軽くなるのだそうです。

体感なのですがこれは べにふうき にも当てはまるように感じています。
数年間の情報をまとめると、

?早めに飲み始めると(普段から飲み付けると)効果的であること。
?花粉症の症状がひどく出てからでは効果が薄い。

この点で従来の花粉症の初期療法と符合しているようです。

さて、
抗アレルギー効果があるといわれ始めた頃、正直「私には効果がない。」と思って
いました。私の周囲のかたは「僕には効かないんですよね。」と言っていたのを
覚えているかも知れません。※お茶屋は元来が疑り深いのかも?

それが、
3年前、釜炒りのべにふうきを粉末にしたものを飲み始めてからちょっと変化が
出てきました。症状がj軽いのと、私の場合は「眼のかゆみ」に気がつかない日が
あるようになってきたのです。

これは、

「手軽に飲めるゆえに早めに飲み始められたこと」

がよかったように思います。以前にも書きましたが、リーフの場合「抗アレルギー」が
期待される「メチル化カテキン」を浸出させるのには「熱湯」が必要なのです。(家を出
てしまうと「熱湯」はそうそう手に入りません。)

余談ですが、
私は「携帯茶器」を携えていることも多く、一般の人に比べて「お茶をいれる。」こと
に対して抵抗は少ない方です。(基本的に、いつでも、どこでもお茶をいれます。お茶
をいれるのは行為として好き。)が、
正直「すごくおいしい!」ってものでないから茶器を使ってわざわざという気分にはなりにくい。

「茶器を使っていれる。」=「美味しいお茶が飲めるから。」
が気持ちの根っこの部分に常時あるようです。

・沸きたてのお湯。(カテキンは熱いお湯の方が浸出しやすい。)
・長めの浸出時間。(時間を掛けた方が成分は出ます。)
・苦渋味の強い味。(べにふうきの品種特長。カテキンは苦渋味が強い。

これゆえに べにふうき を飲むモチベーションはかなり下がっていました。(効果について
半信半疑だったのも影響がありましたね。)

振り返ってみれば、
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めんどくさい。

おいしくない。

飲む回数が減る。

効果を体感できない。

私には効果がない。
-----------------------------
負の螺旋がありありと見えますね。

これが粉末茶となってからは一気に解消。
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「手軽であること。」

「飲みやすい。」

「飲む回数が増える。」

「効果を体感。」
-----------------------------
となりました。(べにふうきの品種特長でもある苦渋味を軽減するために「釜炒り製法」
を導入していたのもよかった。試験場の研究発表では釜炒りとした方が「メチル化カテキン」
の残存率が高いとあります。)


「あれ?石部さん、べにふうき って石部さんには効かないって言ってなかったっけ?」
その答えは以上のとおりでした。

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窒素充填の個別包装(清和の資材を使用)
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個別包装用パッキングマシン(静岡市内の加工工場)


<ご注意>
べにふうき は薬ではなく「お茶」なので、花粉症に効きます!とは書けません。というか
書いてはいけません。薬事法に触れます。
私の文章中において語られる効果についてはあくまでも私、及び周囲の体験談です。
以上の点についてはご留意くださいますようお願いします。


日本茶インストラクター(02-0362)

石部健太朗






28日は日本茶インストラクター試験

いよいよ日本茶インストラクター2次試験が近づいてきました。皆さんがんばってくださいね。

試験は「茶種、内質(荒茶)、茶期(荒茶)、外観(仕上茶)、インストラクション、質問への答え」
茶業者は業者ゆえのプレッシャー、一般の方は慣れない茶審査で緊張していることでしょう。
茶種はパーフェクトに押さえ、内質、茶期、外観は各1つのミスまでは許容、インストラクション
は無難にこなし、質問には答える。以上が合格最低のラインではなかろうかと想像されます。

さて、
茶種、内質(荒茶)、茶期(荒茶)、外観(仕上茶)の難しさに気をとられてしまいますが、意外に
も「インストラクション」で落ちてしまう方も少なくないようです。パターンとしては入室して、課題
茶を示されたとたんに「頭の中がマッシロになってしまいインストラクションが出来ずアウト。」
これは実にもったいないパターンです。お茶のいれ方について、こだわりがある方もいらっしゃ
り特殊ないれ方を披露しようとする方もいますが、試験であり主張する場ではありません。はっ
きりとした発声でわかりやすいことを心がけましょう。

そして、大切なのは練習時にちゃんとシナリオを作って声を出して読み上げる。(時間を実際に
計ってみましょう。)たかが4パターンのいれ方など暗記してしまうことです。

難関の内質(荒茶)、茶期(荒茶)、外観(仕上茶)は第一印象を大切にし、悩んだら離れてぼ
んやりも観てみる。(色は必ずグラデーションになっています。)

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健闘を祈ります。




日本茶インストラクター(02-0362) 石部健太朗




お茶の冷まし方センター試験 物理?

朝、お茶を飲みながら新聞を開くとセンター試験の問題が目に入ってきました。なんとなく読んで
いくと物理? 第4問 問7に「お茶の冷まし方」なる問題を発見。

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詳細はセンター試験速報などをご覧頂くとして、なかなか面白く読めました。

「急須にはいった熱いお茶を2つの湯飲みを用いて冷ましたい~以下略~」(2007/01/22 静岡
新聞より抜粋)

「急須にはいった熱いお茶を湯のみで冷ます。」呈茶などの時にお子様むけに冷ますことがあり
ますが、大人相手にはあまりしない事のようにも思いますね。

日本茶インストラクター的にはどちらかといえば、お茶をいれるお湯を冷ますためのテクニック。

でも、このような問題が出るところをみると、ポットから直接お湯を注ぐいれ方がやはり一般的なん
ですね。

ちなみに生物?第5問も面白い問題でした。
昔ちゃんと勉強していれば今、もっと楽だったかもと少し遠い目になる石部です。



日本茶インストラクター(02-0362) 石部健太朗

紅ふうき(べにふうき)を飲み始める。(3)

朝から、べにふうき を飲みつつ新聞をひらくと

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本日(2007/01/20)の朝日新聞広告特集。全面広告 スポンサーはアサヒ飲料。
山本万里さんへのインタビュー形式で構成されている内容です。
綺麗な画像とわかりやすい説明がされています。(まぼろしのお茶かどうかは疑問
ですけどね。)

ちょっと昔をふりかえってみます。
べにふうきについての発表があったのは平成13年

生研機構基礎研究推進事業
「茶機能研究検定系の構築と茶成分新機能の解析」研究成果発表会
お茶のCHIKARA ~ここまでわかったお茶の機能~
平成13年1月16日(火) 場所:静岡県女性総合センター あざれあ
主催:農林水産省 野菜・茶業試験場、静岡大学
共催:生物系特定産業技術研究推進機構

当初の研究発表は茶の新しい抗アレルギー成分を見つけるためヒトのアレルギー
関連細胞株をつくれたことが発表の主な内容でした。(この研究の中でべにふうき
が注目されました。)
山本万里さんの発表時の題目は「どうやって抗アレルギー成分を見つけたのか」

当時、発表を聞いていて、べにふうきが凄いのではなく「ヒトのアレルギー関連細
胞株をつくれたこと。」の方が興味深かったのを思い出します。

余談ですが、
別の演者の内容には「凍頂烏龍茶」の抗アレルギー効果についてもあったこと
を記憶しています。講演の中において抗アレルギー成分のメチル化カテキン
が「凍頂烏龍茶」から検出されたとの内容がありました。花粉症に凍頂烏龍茶
が効果ありなどといわれる事の裏づけのひとつにもなりえる事柄かもしれません。

ただ、この発表には「ただし」がつきます。
製法、産地、品種によるのか凍頂烏龍茶においてもメチル化カテキンが検出さ
れるものとされないものがあり、その数値はかなりバラついているのです。

そもそも「凍頂烏龍茶」というのは産地名称と理解するのが正しく、製造する
品種や方法が決まっているわけではありません。品種、摘採時期による変動
に加えて非常に強い抗酸化性をもつメチル化カテキン(メチル化カテキン自体
はとても酸化しやすい。)は製法の中で日光にさらす「萎凋(いちょう)」工程で
減らざるをえないことが容易に想像できます。

つまり、抗アレルギー成分(メチル化カテキン)のある凍頂烏龍茶もあれば、
無い凍頂烏龍茶もあるということです。


さて、べにふうきについての研究発表に話題を戻します。

この平成13年の研究発表は注目を集め、すぐに「茶コンソーシアム」が立ち上がり
ます。茶コンソーシアムは産学官共同研究体

独立行政法人 農業・生物特定産業技術研究機構 生研センター
独立行政法人 農業・生物特定産業技術研究機構 野菜茶業研究所
九州大学
静岡県立大学
名古屋女子大学
東京海洋大学
アサヒ飲料(株)
森永製菓(株)
コーディネーターは山本万里さん。

コンソーシアムによる研究発表は平成17年12月9日でした。

生物特定産業創出のための異分野融合研究支援事業
コンソーシアム研究発表会
「べにふうき」緑茶の抗アレルギー効果を探る!

と題して虎ノ門パストラルにて行われました。


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平成13年と17年のレジュメ

13年の時とは異なり、企業からの製品についての説明も含まれていて様々なことが
加速しているのが実感できました。単なる発表ではなく、消費者の手が届くアイテム
へと一気にその姿を変えていく様をみるようでした。


ふと振り返ってみればべにふうきについて興味を持ってから6年目になります。

13年の研究発表ではとなりに静岡のべにふうき栽培では第一人者の
村松二六さんがいて、一緒に質問を演者に質問をしたりしていました。

これまでに、
仲間たちと草の根的にではありますが、色んなことをしました。「緑茶つくり」にした時の
苦渋味を減らすにはどうしたらいいのか?美味しくするには?などなど。
二六さんのべにふうきの生葉を数人の生産家達が、それぞれ工場に持ち帰り製茶。
出来上がったお茶を持ち寄って互評会をしたりもしました。尚、この時の製茶はすべて
釜炒り。(静岡本山釜炒茶研究会の始まりです。)

さて、
実験をしたりしながら、最初は効果があるかどうかも半信半疑。飲んでいる私自身も
「効くのかなあ?」なんて疑問でいっぱいでしたが、数年を経て「ああ、効果はどうやら
気のせいではないな。」と確証めいたものを持てるようになりました。

もともとが何事も疑ってかかるお茶屋性格ゆえに歩みだしはのんびりでしたけれど、
今ははっきりといえます。

「薬じゃないけど、効く人はいますよ。少なくとも僕は手放せません。」とね。

日本茶インストラクター(02-0362) 石部健太朗

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粉末煎茶紅ふうき(べにふうき、紅富貴)を飲み始める。(2)

暖冬というのは本当のようで、今日も妙に温かな日になっています。本年度の花粉飛散は昨年並で少ないとの予想が新聞記事などにも出ていました。ぜひ、予想通りにいって頂きたいものです。

とはいえ、花粉がゼロなんてことは考えられず、今日も山間地にいけば花をつけて色が茶色に
かわった杉林が目に付きました。花粉症になる前までは特に目に入らなかったのですが、一旦なると不思議と気になるものです。我ながら人間とは実に面白い。

さて、先シーズンには私自身が一番お世話になったのではないかと思われる「べにふうき」ですが使ってみて情報の修正がいくつか出てきました。そのもっとも大きなものは使用するお湯についてです。

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湯で溶いた釜炒り製粉末煎茶 紅ふうき


これまで、べにふうきに含まれる「メチル化カテキン」は熱湯で浸出させるというのが一般的で
した。これはリーフの場合は確かに正しく、間違いではありません。(いや、むしろ熱湯を使用し
ないと効率よく成分を浸出しにくいといった方がいいでしょう。)

ところが、粉末煎茶「紅ふうき」はどうやら水でも効果があります。これはやはり「粉末」そのも
のを取り入れるからなのでしょうね。(※これは私、及び知人の実体験です。個人差がありま
すことをご承知おきください。)

ゆえにパッケージ中にあります、

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benifuki-005.jpg

は間違ってはいませんが、近々に修正の必要がある事になりました。
つまり熱めのお湯でなくても構わず、ペットボトルなどで水を持ち歩きそれに「べにふうき」を
混ぜて飲めばいいのです。考えてみれば出先で「熱湯」を手にいれるのは結構大変です。
特に私のように近隣に民家もないような茶園に行く者にとっては望むべくもありません。(この
為だけにバーナーを持っていくことも遠慮したい。)

「お湯を使用しなくてもよい。」これは粉末煎茶べにふうき使い方の幅が広がることを意味し
ます。粉末のまま何かに混ぜてみたりはもちろん、鼻炎の知人はコーヒーに混ぜて飲んだり
もしています。「メチル化カテキン入りコーヒー」などと笑ったりしていますが、これもまたアリ
なのでしょう。ちなみに私は未経験ですが。

余談ですが、この紅ふうき、私の体感では早めに飲みつけた方が効果があるような気がして
おり、ゆえに私は既に飲み始めています。


※紅ふうき(紅富貴、べにふうき)は一部、ブームのようになってきていて「べにふうき100%」
ではない物も少なくありません。使用されている原料などをちゃんとご覧になりますことを
お奨めします。同じお茶であっても「メチル化カテキン」が全くない品種もあります。特に、
一番なじみのある「やぶきた」にはメチル化カテキンは含まれません。売らんが為ではなく
「ちゃんと世の中の役にたつことが大切では?」と花粉症のお茶屋は思う次第です。

紅ふうき(べにふうき)を飲み始める。

暖冬とのニュースでふと思い立ち、今年も粉末煎茶紅ふうきを飲み始めました。
花粉症の症状軽減に効果があると期待されるこのお茶、個人的には確かに効き目が
あります。「劇的に」というのではありませんが、気がつくとあの嫌な目のかゆみを忘
れているのが一番助かります。

仕事柄、山間地の茶園を巡ったり(まわりは杉林だらけです。)クルマを運転したりが
多いのですが、花粉症持ちにはかなりシビアな環境といえるでしょう。運転中の目の
かゆみはいやなものです。紅ふうきを飲みつけるようになってからはかなり楽になり
ました。

この紅ふうき品種の概要は下記の通り

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<品種名>
べにふうき

<育成場所>
野菜茶業試験場(枕崎)

<来歴>
母系:べにほまれ( 多田系アッサム雑種)
父系:枕Cd86(インド・ダージリンからの導入種)

<早晩生>
中生

<樹姿>
開張型

アッサム系とダージリン系の子供というのが興味深いですね。
-------------------------------------------------------------

さて、
花粉症の症状軽減に効果があるとされているのは「メチル化カテキン」と
よばれるもの。品種によって全く無いものから、僅かながら含まれている
ものなどいろいろです。ただ、メチル化カテキンにも種類があり効果が
あるものと無いものがあることが最近わかってきたようです。

品種としては「やまかい」「おくみどり」「やえほ」などに、べにふうきの1/3
程度のメチル化カテキンが含まれるというデータがありますが、発表の
度に順位が入れ替わりはっきりしません。(もとが農作物であるがゆえに
致し方ないことではあります。)

「1/3あるなら3倍飲めば」となるかもしれませんが、これも難しいでしょう。
なぜならお茶には「メチル化カテキン」以外の成分の方が多いからです。
なかでもカフェインが気になります。カフェインの多量摂取は胃にストレス
があったりあまり好ましい結果とはなりません。

研究機関が年数をかけて検証し、効果があると思われる結果が得られて
いるのは現在「べにふうき」だけとなっています。

f-benifuki001[1].jpg
紅ふうき(紅富貴、べにふうき)の粉末茶です。

人形作家 臼田律子先生 作品展開催<静岡>

今回はお茶関連の記事ではありません。母とご縁があります人形作家 臼田律子先生 作品展のご案内です。

「臼田律子 人形の世界」
開催日:2007年2月1日(水)~2月6日(火)
場所:ギャラリーワタナベカメラ
<入場無料>
〒420-0031
静岡市葵区呉服町2-2-4
HP:http://www.nishikien.com/20080201usuda-ningyou/01usuda-top.html




静岡では初開催となる作品展です。60体におよぶ作品群が登場の予定です。動きある作品はまるで生命が宿っているかのようです。是非、ギャラリーにおいでください。


DSC_7560.jpg

<作品 稚児行列>



<母よりのコメント>

臼田律子先生作品展開催に際して

  良い年をお迎えのことと思います。人形作家 臼田律子先生(新座市在住)の作品展を静岡で開いていただける事になりました。過日、東京の作品展で受けた感 動が忘れられず、皆様にも共有していただきたいとの思いが募り、先生にご無理をお願いして準備、実現させていただけました。是非、大勢の方にお声をかけて お出かけください。


 作品「稚児行列」は平成14年4月から縁あって私のもとにございます。稚児行列の支度をするお母さんと女の子の声が今にも聞こえてきそうな作品です。会場でぜひ会ってやってください。


 先生の作品は全てに物語と動きがあり、それは素晴らしいものばかりです。期間中、臼田先生は毎日会場にいらっしゃいます。いろいろなお話をうかがってください。


 辛いニュースばかりが目立って心が押しつぶされそうになりますが、優しさも思いやりも残っていると信じて言葉を交わせる者同士、お互いの縁に感謝して美しいもの、楽しいことに自分を預けてみましょう。


2007年1月石部美千代




扇風機のある風景


DSC_7494[1].jpg
 画像は1月4日の静岡市日本平周辺になります。
防霜ファン(電信柱に扇風機がついたようなもの)が立ち並ぶ園地と富士山。いかにも静岡な光景です。


  さて、この防霜ファンは現在、もっとも効果的な霜害対策の設備とされているものです。お茶の畝面近くにセンサーを設置し、設定温度に達するファンが回り、 畝面に比べて温かい逆転層の空気を吹き付ける仕組みになっています。(もちろん、今の時期は電源は切られていますので回ることはありません。)


 尚、実際にファンが働くのは夜間になります。稼動すると低音ですが結構、大きな音がしますよ。


  昨今、異常気象であるとの話題が尽きません。数年を振り返ってみるとこの異常気象というのは気候変動が大きい事をいうように思えます。以前、生産家が「農 作物というのは暑い時にはちゃんと暑く、寒い時にはちゃんと寒いのが一番いいんだよ。」と言っていたのを思い出します。生産家の丹精が実を結び、良茶が出 来ます事を切に祈ります。


 お茶を作る人、飲む人、その双方にとって良い年となりますように。


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Author:nishikien

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