日本茶インストラクター Nishikien owner's weblog 


日本茶インストラクターの店主によるお茶や茶器などにまつわる事柄。

始まりの茶園 築地山峡

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山奥の急傾斜に作られた茶園。ここは私にとって始まりの地のひとつです

やぶきたと山峡の混植園。初めて訪れた頃はこの園地で茶樹を見てもさっぱりわかりませんでした。品種や栽培についてを真剣に考える切っ掛けになったのはここで作られた茶を見て、そして園地に来れたからです。

写真や映像で伝わるのは一面だけで、やはり、実際に肉眼で見て、手で触れ、そこの場所の空気の中にいる事でしか届かないものがあります。

考えられない所でお茶を作っていますね。

ああ、あの山峡の茶園なんだなあと染々思うところですね。

凄いなあ。今の茶園を見てもお茶が美味しいだろうなと思ってしまいます。

ご一緒させていただいた皆さんの言葉は以前に私が感じたことそのままです。

お茶とはいいものです。
永年性の作物であり、長い間その場にいます。人よりも長生きでその営みが垣間見られます。

ただ美味しいだけではない。

これこそがお茶の中に秘められた大きなテーマなのでしょう。そして、それは茶以外の事柄にも繋がる部分です。

ご縁のあります方々とまたこちらに来れればと思っています。
その際は何卒よしなに。

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2009年新茶。山間にて良茶が生まれる頃。

本格的な新茶シーズンに突入しました。繁忙期の合間に園地をまわり、美しい茶園風景を撮影出来ています。webにまで手が回らずお伝えできていないことを心苦しく感じています。
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4月24日撮影 築地山峡の園地
中央の色が違うのは「切り生え」(更新1年目)だからです。一見、新芽が無いように見えますが実際は強烈なまでの芽重型になっています。
DSC03100築地山峡
手前が更新4年目。奥が切り生え。
DSC03105築地山峡切生え
DSC03135築地山峡切生え
針のような力強さ。透明感のある茎。生半可な技術ではこの芽を良茶にすることは出来ません。

さて、上記の撮影日は4月24日。築地山峡、2009年の生産は撮影から4日後、4月28日に始まりました。例年に比べて約5日早い摘採開始。
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素晴らしい原葉。製品の出来上がりが楽しみになります。


日本茶専門店 錦園石部商店
錦園店主 石部健太朗
日本茶インストラクター(02-0362)

2009年の園地まわり。築地さんの園地へ?

2009年の園地まわり。築地さんの園地へ?

2009年の園地まわり。築地さんの園地へ?

の続きです。
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山道を歩いて乱れた息を整えつつ園を眺める。DSC00482.jpg
いや、園を見上げるといった方がいい。

DSC00527築地山峡奥更新園
奥が昨年一番茶後に更新された園。親葉の大きさが違うのが遠目にもはっきりとわかる。
果樹の間引きと似ているといえばわかりやすいかもしれない。更新によって芽の数が減り、一枚一枚の葉が大きくなる。(※更新後、そのまま伸ばせは築地東頭の園地のような自然仕立て園となる。)

DSC00489築地山峡
力強い親葉によって構成される茶園。

DSC00490築地山峡

スケールの代わりにしているのはBENCHMADE710。(約12.5cm)

DSC00497築地山峡
力強く育った大きな葉に今年の新茶になる芽が覗く。今年は数年に一度の切生え。生産量は少ないけれど素晴らしい茶が出来るに違いない。

生産効率では図れないモノは存在する。本当に良いものは決して多くなく、それはつくり手の思いによって支えられる。天候、土地、人の技術が織りなす嗜好品。茶は間違いなくそのひとつとなりえる可能性を持っている。
DSC00515築地山峡

帰りがけにもう一度振りかえって園を見上げる。
また来るよ。天候に恵まれますように。


日本茶専門店 錦園石部商店
錦園店主 石部健太朗
日本茶インストラクター(02-0362)

2009年の園地まわり。築地さんの園地へ。?

1月19日の「2009年の園地まわり。築地さんの園地へ。」の続きです。

nishikien.blog82.fc2.com/blog-entry-306.html

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林道をクルマで走るうちに、「よし、登るか。」という気分になる。カメラバックを持ち、茶園への山道へ。
DSC00471築地山峡への道
途中、4年ほど前から築地さんが手を掛けはじめた園地の脇を通る。数年前までは親葉(成熟した葉)の層も薄く、弱々しい印象だったが現在は見違えるよう。
DSC00474築地山峡への道
築地山峡の園地へ続く山道。昨日の雨が残っていて瑞々しい香りに満ちている。正午近い時刻の陽射しがはいる時が特に美しいと感じる。
DSC00477築地山峡への道
途中、休み休みしながら山道を登る。日頃の運動不足を実感。この山道で何度かニホンカモシカと会ったことがあり、一応カメラのレンズを望遠のズームへ換えておいたが今回は現れず。
DSC00481築地山峡
しばらくすると視界が開けて園地が目にはいってくる。電気もガスも水道もない森の中の茶園。築地山峡の園地に到着。
DSC00515築地山峡 
特長ある銀が混じったような色の親葉。素晴らしい園相(茶園の様子)を見て思わず笑顔になる。

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錦園店主 石部健太朗
日本茶インストラクター(02-0362)

空と茶園が織りなす風景。築地山峡(つきじやまかい)摘採開始しました。

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築地香駿に引き続き、山間地生産茶らしい摘採風景です。
初めてここの園地の茶「築地山峡」を目にした時、その素晴らしさからお湯を注してしまうことを躊躇しました。製品を見て是非その茶園を見たくなり足を運んだのを思い出します。
錦園の考える「園地の様子、自然が目に浮かぶようなお茶をお届けする。」コンセプトのきっかけになったお茶のひとつがこの築地山峡でした。

今年も摘採が始まりました。5月中旬から下旬にはご用意が出来ることでしょう。ご期待ください。

ちなみに空に見える4本の線。これは電線ではなく生葉を山から下ろすための索道です。去年まで現役で活躍していました。
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索道で生葉が運ばれている様子です。

日本茶専門店 錦園石部商店
店主 石部健太朗
日本茶インストラクター(02-0362)

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