日本茶インストラクター Nishikien owner's weblog 


日本茶インストラクターの店主によるお茶や茶器などにまつわる事柄。

平成30年 静岡伊勢丹 厳選新茶・地場産品のご案内

平成30年 静岡伊勢丹 厳選新茶・地場産品のご案内に「露地栽培 手摘み 走り新茶」「天空の築地東頭」「常滑焼平型急須鉄色と窯変」をご掲載いただきました。ありがとうございます。

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表紙は常滑焼平型急須窯変と大倉陶苑の煎茶茶碗(茶碗はイメージ写真で販売品ではありません。)となります。

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ご案内は静岡伊勢丹店頭にて配布されます。
皆さま、どうぞよろしくお願い致します。

2018年伊勢丹新茶のご案内

錦園石部商店 2018年 春から秋の催事のご案内

錦園石部商店 春から秋の催事のご案内となります。皆さまどうぞよろしくお願い致します。

【静岡】静岡伊勢丹
期間:2018年4月4日(水)〜5月8日(火)
場所:B1Fおいしいふるさと村
※途中、取材などで店頭不在日がございます。ご容赦ください。
期間:2018年5月16日(水)〜5月22日(火)
場所:B1Fおいしいふるさと村

【愛知】名古屋三越栄店
期間:2018年6月13日(水)〜6月19日(火)
場所:名古屋三越栄店6階スタイルコート#6

【東京】銀座三越
期間:2018年7月11日(水)〜7月17日(火)
場所:銀座三越7階リミックス

【東京】日本橋三越本店
期間:2018年9月12日(水)〜9月25日(火)
場所:日本橋三越本店本館5階和食器

【福岡】岩田屋本店
期間:2018年10月3日(水)〜10月16日(火)
場所:岩田屋本店新館 6階 和食器

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クラウドファンディングにおける写真の無断使用-2

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こちらも某クラウドファンディングにて無断に使用された画像と元になった写真です。
 
特に品種茶などの場合、園地でも特徴があるので、使用された写真を見て香駿と判断がつきます。
その先は撮影の年や日にちを撮影データから追えばさほど時間もかからずに特定出来ます。
 
また、現在はグーグルなどの画像検索も優秀になっていますのでそちらから他の流用も見つけられる事もあります。
 
意識して写真を撮る事をしている者は自分の撮った写真は分かるものです。
 
尚、園地写真他を含めて私が撮影した写真のデータは約17万枚(※2006年以降の撮影分)ほどあります。膨大な枚数に感じられるかも知れませんが決して多くはありません。
 
研究やその他、特に営利目的ではなくお茶の魅力を伝えたい方に写真の提供をする事は吝かではありません。撮影者や出典を記載さえしてくだされば許可を求めたりする必要もないと思っていますが、今回の様なケースは許せる範囲を越えていますのでお伝えするに到った次第です。
 
商いでの使用とするのであれば、取り組み先からの提供や自らが撮影した写真を使うのが筋です。特にシングルオリジンなどとするのであれば、そのロケーションも商品価値のひとつになるのですから尚更です。
 
近年、まるで思いつきで始めたような商いがこの業界には目立ちます。茶は新茶シーズン他、年間を通じて関わって初めて知識となることが沢山です。自らの都合で動かずに、慌てずに必要な時間をかけて始める事をお薦めします。

クラウドファンディングサイトにおける写真の無断使用-1

去る3月7日、某クラウドファンディングサイトにて私の撮影した写真(添付写真)の無断使用を発見しましたので、写真使用の禁止の旨とその経緯説明をする事伝えました。

現在、そのサイトでは写真の差し替えがされました。※使用した際のキャプチャー画像は撮ってあります。

近年、品種単品や単一園地の茶を商品化する流れにおいて、園地における風景や作業の写真は商品イメージに直結するものであり、インターネットやペーパーメディアでは文字と画像が訴求の中心である事はご存知の通りです。

情報量の多い写真を「イメージである」又「撮影者や出典」記載など、出所を明らかにしないのは詐欺にも等しい行為であり、商いの倫理観を疑うもので、特に今回の様な他の人からの支援を募るクラウドファンディングの様なサイトでの案件は写真の無断使用だけではなく、支援者をも欺く事に他なりません。

たかが写真と言われるのであれば、その場所、その時間に行って自分で撮る事です。写真は手軽に撮れる様になりましたが、行かなくては撮れないものです。その移動に掛かる時間や経費も一枚の写真には含まれています。

現時点において実名公開は控えましたがこの様な事柄を看過する気は毛頭ないことをお知りおきください。

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耳をすませば新茶の足音

春、三月。
耳をすませば新茶の足音が聞こえます。

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サンフランシスコ クリフハウスにて。

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写真は大正時代にサンフランシスコ クリフハウスに作られた日本茶喫茶での写真とと現在のクリフハウス(2018年1月撮影)

輸出が盛んであった時代、主要輸出先のアメリカの写真などを見てもティーウェアは全て紅茶のものばかりです。
 
どうやって日本茶を飲んでいたのか?それは紅茶用のティーウェアです。というより、お茶は基本全て同じ道具でと考えた方が自然です。
 
そして何より、今、私たちが日本茶をいれる道具として当たり前に思っている急須自体、当時の日本では一般的では無かった事を忘れてはいけないのですね。
茶の総生産量のほとんどが輸出された時代、横手の急須などは一部の趣味の道具であった頃です。
 
振り返れば一般の人が日常に使う茶器は土瓶であったり、ヤカンであったりしたのは昭和も半ばの頃であり、急須が一般的になっていくのは昭和30年以降でしょう。
 
明治、大正時代、一般的な日本の生活にありもしない急須が輸出などされるわけがないといった当たり前の答えに行きつくと流石に、なんて自分は頭が悪いのかと呆れます。
 
学ぶほどに何故、こんな事に気付かなかったのかと思うことばかりです。

2018年1月19日から29日の日程でサンフランシスコとニューヨークでの日本茶PR事業

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2018年1月19日から29日の日程でサンフランシスコとニューヨークでの日本茶PR事業に加えさせていただきました。内容はフードショウにての終日に渡る煎茶と抹茶のワークショップや店舗での日本茶PR、茶業団体での長時間セミナーなどです。
 
時差ボケを抱えながらも寸暇を惜しんでの歴史調査も。サンフランシスコとニューヨークとなれば、日本茶の歴史調査をしない訳にはいかないからです。
明治からのアメリカと日本茶の関わりは一般の方が思う以上に深いのです。

クリフハウスに作られた日本喫茶、ジャパンフィーバー、日本茶庭園、蘭字や日本茶の文字が記されたショップカード、Tea & Coffee Trade Journalのバックナンバーにある日本茶の記事や広告、価格。全て、百年以上前に遡る日本とアメリカに関わる事柄です。

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今回の渡米で、ウィリアム・H. ユーカース書いた感謝状に記された Nichibei Banzai!sayonara! の言葉に骨格を得た気持ちになりました。

世界緑茶協会、日本茶輸出促進協議会の皆さま、吉野亜湖さん、ブレケルオスカルさん、そして、静岡茶共同研究会を通じての学びがなければ今回、得られたような知に届く事は無かった事でしょう。感謝の気持ちでいっぱいです。私にこの様な機会を与えてくださり、本当にありがとうございます。
 
さて、モノ売りからのひと言。
サンフランシスコとニューヨーク、大陸の西と東での10日間。日本茶を伝え、売るにはどうするのか?
少なくとも水に恵まれた、このふたつの場所では日本と同じ様にするのがいい様に思えました。
 
本当にいい品を用意し、そして、伝えることです。
日本で出来ない事を海外でなどはそもそもとして間違いなのでしょう。
 
日本でいれるのと同じ一杯の茶を口にしたお客さま「WOw」と呟いて笑顔に。聞こえる言葉は違えど、何も変わることはありませんでした。
 
言葉の壁は厚いですが、越えられるものはあります。芸術、音楽、絵画、写真などなど、そして、その中にはきっと日本茶もと。

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http://www.nihon-cha.or.jp/export/about.html
http://www.o-cha.net/
https://www.specialtyfood.com/
http://stitea.org/
http://resobox.com/
https://www.facebook.com/shizuokacha.study/
http://www.geocities.jp/nihonsadojuku/kyodo.html

プレイヤーが多くなれば技術、品質の競争が生まれ、その頂点を目指す事にもなります。


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私が考える静岡の強みはなんでしょうか?との質問のメッセージがありました。

この様な質問は時折される事があります。
私は時間を作っては茶園を回り、生産者との交流もあり、小ロットの品種茶などを主に扱っていますのでワイン的な表現や気候風土についての答えを期待される事がほとんどです。

コピーを書きやすく、人にも伝えやすい言葉は正味なところ何処の産地でも書けるもので特に意味はありません。川霧や山のなどとするコピーは日本中に溢れています。

私が静岡の強みとしてお伝えしたのは以下の一文でした。

最大生産地である事と茶の集散地であり、産直主とせずに、製茶問屋、専門店が品質のチェックをし、生産者へのフィードバックが出来る事。そして「仕上げ」の技術があると言う点です。

プレイヤーが多くなれば技術、品質の競争が生まれ、その頂点を目指す事にもなります。
茶が川上から川下(生産だけでなく、茶袋などの資材店等も含め)産業の体を成しているのが静岡の強みです。
これが出来ているのは他には京都くらいでしょう。


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明けましておめでとうございます。2018年もどうぞよろしくお願い致します。

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明けましておめでとうございます

2018年最初に観たテレビは知事対談でした。
川勝知事とブレケル オスカルさんが静岡茶についてを語り、築地東頭と香駿がテーブルに。

新年早々に縁起のいい始まりです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

初春之茶2018-ポストカードパック

日本茶PR動画-静岡の山のお茶-東頭

静岡の山間地、標高800mの山の茶園で育て作られる日本茶。良茶生産の為に、当たり前のことをただ重ねたお茶の紹介です。 これこそが、日本茶です。

2017年師走から2018年3月までの催事スケジュール

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2017年師走から2018年3月までの催事スケジュールとなります。皆さまどうぞよろしくお願い致します。

【静岡】静岡伊勢丹
期間:2017年12月6日(水)~12月19日(火)
場所:静岡伊勢丹地階おいしいふるさと村

【静岡】静岡伊勢丹
期間:2017年12月26日~大晦日
場所:静岡伊勢丹地階おいしいふるさと村

【東京】銀座三越
期間:2018年1月10日(水)~1月16日(火)
場所:銀座三越7階リミックス

【米国】日本茶のPR事業
期間:2018年1月19日(金)~1月29日(月)
場所:サンフランシスコ~ニューヨーク

【福岡】岩田屋本店
期間:2018年2月7日(水)~2月20日(火)
場所:岩田屋本店新館 6階 和食器

【東京】日本橋三越本店
期間:2018年3月14日(水)~3月27日(火)
場所:日本橋三越本店本館5階和食器

作る人、売る人、買う人が笑っていられるのが常の商い。

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常滑の急須を作る方たちとご縁が出来て、18年近くになります。その分、皆さんも歳を重ねて年齢は60代後半から70代後半に。

自らを職人だからねと笑う人たちが作り出す品は、作家を語る人たち以上の物ばかりです。粘土を原料とした手作りとは思えない精度。部品の変形が大きくとも、数が作れる轆轤製法によって作られる急須。たたら製法では作れない数である事は少し急須の事を学んだ人であれば頷かれることでしょう。そのおかげで手が届く値で作れる、今でも作れているように思います。

もう自分の好きな物を作りましょう。それをしていい人で年齢です。焼き物となった急須は大事にされれば、私達の寿命の何倍どころではなく世に残っていきます。
いいなあと清々と笑える物を。
私がいつも話す事です。

作る人、売る人、買う人が笑っていられるのが常の商い。
私のしていきたい事のひとつです。

今月で静岡伊勢丹様とのご縁も16年目となりました。

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静岡伊勢丹B1Fおいしいふるさと村催事が始まりました。本日より一週間、こちらでお茶と急須のお話しをさせていただきます。
期間中、築地東頭、築地山峡、築地香駿をデビュー当時の価格と致します。

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今月で静岡伊勢丹様とのご縁も16年目となりました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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品種による茶葉の比較

品種による茶葉の比較です。見慣れていない方にはどれも同じように見えるかも知れませんが、ちゃんと見れば結構、違うものです。

順不同 やぶきた、大棟、山峡、静7132、くらさわ、さやまかおり、いなぐち、かなやみどり、香駿、蒼風、おくひかり、おくゆたか、さわみずか以上13種類の親葉が映っています。

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意識をした時から好きが始まる。

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お茶が好きになったのはいつだろう。友人が書いた本の出だしを読み、ふと自分に問いかけた。
  
正直に言えば茶業者になるまで、特にお茶を特別に美味しいや好きと思った記憶は無い。茶に関しての記憶を振り返ると中学校へ土産に貰った九谷焼の湯呑みを持って行ったのを思い出す。給食の時間に出る茶を飲むのに湯呑みがいると考えたからだった。ただ所詮、給食に出るヤカンの茶で別に美味しくもなかった。
 
日本は茶が産業になっている国で、中でも静岡は身の回りに普通に茶がある土地柄。空気や水のような存在で特別なものでもない。美味しい不味いは茶に限った事でもなくあった。
 
好きになったのは茶を意識して飲むようになってからか。何事も意識する事が最初なのだろう。その瞬間から、特別なモノになり、興味が途切れなければ飽きることなく続いていく。いや、これは好きとは違う。面白い事に気付いたが正しい。利己主義者な者にとって面白いと好きは釣り合う天秤にも似ている。
 
短気で恐ろしい程に飽きっぽい自分が20年近くも茶を面白いと思い続けている。知る程に、学ぶ程に面白さは増し、好きの気持ちも強くなっていく。仕事ではあるけれど同業者を見回すと飯の種でしか無い連中の方が多いように見えるから、仕事は決定的な理由にならないのだろう。
 
湯や白湯以外の飲み物に過ぎなかった茶。日本茶は20世紀から21世紀にかけて実にドラスティックな変化を遂げているがほとんどの者はそれに気がついていない。それも無理は無い。水や空気の変化にどれほどの者が気がつくのか。
 
日本茶に意識が向くこと。日本人よりも外国人の方が早いのだろう。これは大きなヒントに違いない。
 
意識をした時から好きが始まる可能性が生まれる。そう思えば、実にいいタイトルだ。
個人的にはカバーの下にあるささやかなタイトルの方が好みだけれども。

日本茶の大きな特徴とは

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日本茶の大きな特徴は何か?歴史を振り返って考えると、製茶の機械化と気づきます。

特に揉む工程は茶葉をひと固まりで一度に処理をするもので、流れ作業では行い難い仕事です。
手製茶で考えると手で扱える量がそのひと固まりになります。
このような仕事は全体の流れでのボトルネックになる部分であり、 人工の数がそのまま作業量へ直結するので、ここに機械が導入出来れば飛躍的に作業効率は上がります。蒸し製では粗揉機、紅茶では揉捻機です。

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工業化と共に日本の製茶は歩んで来ました。近現代から現代に到る日本茶の歴史は摘採も含めて機械化を進めた歴史でもあるでしょう。関わる人工の少なさと生産量、製品の品質に着目すれば日本は製茶に関して世界最先端であると言えます。
 
世界に目を向けても、産業としての茶において製茶の機械化は必須になり、茶が成長産業として期待されてる中国で機械化が進められていくのは当然の動きでしょう。
かつての日本の様にゆっくり進む事などなく、既にある工業力とコンピューターのシミュレートなどが取り入れられていけば、リープフロッグ的に進化するのではないかとも思っています。
 
自由貿易後、約100年をかけて機械製茶で良茶の生産を可能にしたのが今の日本です。香味においても手製茶の時代のそれを凌駕しています。

良質な蒸し製緑茶は日本ならではのキャラクターを有し、茶種として「緑茶」で括ってしまうのは勿体ないほどですが、多くの方がそれに気がつかずにいます。茶を産する国であり、茶が身近にあるが故なのかも知れません。

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2017年 秋~冬の催事のご案内

2017年秋から冬にかけての催事のご案内です。皆さまどうぞよろしくお願い致します。

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【東京】日本橋三越本店
期間:2017年9月6日(水)~9月19日(火)
場所:日本橋三越本店本館5階和食器

【福岡】岩田屋本店
期間:2017年10月18日(水)~10月31日(火)
場所:岩田屋本店新館 6階 和食器

【静岡】静岡伊勢丹
期間:2017年11月8日(水)~11月14日(火)
場所:静岡伊勢丹地階おいしいふるさと村

【静岡】静岡伊勢丹
期間:2017年12月6日(水)~12月12日(火)
場所:静岡伊勢丹地階おいしいふるさと村

【静岡】静岡伊勢丹
期間:2017年12月下旬~大晦日
場所:静岡伊勢丹地階おいしいふるさと村

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茶の紡ぐ物語

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2017年7月初旬、日本に来て良かったの言葉で終わる書籍の校正を終え、少し古い急須を棚から取り出して茶をいれた。この急須の年の離れた兄弟は世界を旅していると言うのだから、何とも面白く思える。選んだのは恩師の作った茶。
 
最初の原稿を読んだのは6月の中頃だった。これは手強いと苦笑いしながらプリントアウトした頁を繰っていったのを思い出す。
  
諦めない事、前を向く事、真摯である事、情熱を常に、人との出会い、別れ、きっと誰の日常にもある出来事なのだろう。彼が特別なわけでものない事を読んだ人は気がつくのだと思う。
  
私の立ち位置は少々異なる。自らの信じる茶は日本茶のカフェのメニューに成り得ると信じ、いれ方、見せ方などを含めて組み上げ、それが東京の和カフェで採用されたのがこの物語の始まりだった。

「お茶に熱心な若い衆だなあ。俺のお茶は好みじゃないだろうけど、見においで。」と笑顔で声をかけてくれた生産家。神様の名前が付けられた深蒸し茶、生産家の人柄、産地のロケーションは自らの狭隘な性根を打ち壊すには十分だった。出会ってからの4年間は本当に楽しくてしょうがなかった。この4年があったからこそ今の自分がいるのは疑うべくもない。
 
最終原稿入稿目前、生産家の命日にまたがる日、偶さかに青い目の筆者と席を同じくし13年前の茶をいれた。今はもう無い和カフェのメニューそのままのいれ方で。
 
ひとつの茶が紡ぐ縁とは不思議なものだと染々と思う。現実は小説よりもドラマチックで面白いものなのだろう。
 
お茶とはいいものだ。味や香りだけでなく、関わる人も、世界観も全てひっくるめて。

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ブレケル・オスカルさんの著書「僕が恋した日本茶のこと」

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ブレケル・オスカルさんの初著書「僕が恋した日本茶のこと」。日本人の視点では気がつけない事柄と日本茶が好きだから故の文が紡がれています。

さて、P130のタイトル 「進む若者世代の急須離れへの危機感」はお茶離れではない事にヒントのひとつがあります。

キャップをひねるだけでは無い日本茶、デジタルネイティブ世代の登場と急須を使ってお茶をいれる手間に見合う日本だからこその体験。
そこにシングルオリジンの名にふさわしい品質の日本茶の提案が加われば新しい扉が開かれるでしょう。
道具を変えたり、何かを混ぜる事が新しいのではありません。
21世紀の今だから楽しめる事を伝えればいいのです。

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学ぶ事は当然。出来ないのであれば辞めた方がいい。

生業とするのであれば、その事柄について詳しいことが必要です。
 
フレンチの料理人であれば、レシピに沿って料理を作れるだけではなく、歴史や流行などについて学んでいること。料理を見た時に、その意味がわかる者であること。ワインを出すのであれば、ワインについての知識も豊富であることが望まれます。
 
画家であるなら美術史を学び、自らの描く絵がどの様な存在であるかを分かっていること。それは作品のオリジナリティを担保する事にも繋がります。
 
茶の販売、茶専門の喫茶に関わるのであれば茶についての知識を有していること。
日本茶であるなら、実際の園地での様子や製茶、仕上げの意味について。お茶をいれる事について何度、何グラムで何分などといった表面的では無い理由を知り、考察が出来ること。

ただお茶をかき集めて、物語をつけて売ったり、適当な方法で好き勝手にいれて金銭を得るなどは感心出来ることではありません。
 
専門性がある職業につくのであれば、その事柄について幹や枝葉、根の部分まで学ぶ事は当然で、好きなのであれば楽しい事です。面倒であったり、嫌いなのであればその仕事は辞めた方がいいでしょう。それは幸せな事ではないのですから。

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